季節的に新商品も出てきて美味しそうなスイーツに目を奪われます。しかし、糖分を食べる習慣が続くと甘い物を手放せなくなってしまいます。糖分が過剰になると身体も老化しやすくなるのです。甘いものを遠ざけるにはどうしたらよいのでしょうか。
目次
スポンサーリンク
新商品のスイーツが並ぶ季節…ですが
季節的に新商品も出てきて美味しそうなスイーツに目を奪われます。イベントも多いのでついつい食べてしまいますよね。しかし、とり過ぎると甘い物に依存しがちになってしまいます。 それは糖類が「ドーパミン」や「セロトニン」などの分泌を促進することが理由です。ドーパミンやセロトニンは幸福感につながる脳内伝達物質ですので、甘いものを習慣的に食べていると手放せなくなってしまうのです。
糖分習慣の危険性
甘いものに含まれる砂糖は糖質(炭水化物)であり、主食のご飯だけでも茶碗1杯あたり55.1gもの糖質を含んでいます。食事で体内に入った糖質(炭水化物)はブドウ糖として血液中を循環します。このブドウ糖は血糖と呼ばれていますね。 糖分をいつも食べ慣れていると血液中の血糖値が上がりますが、消化のタイミングで下がり始めます。血糖値が下がると強い空腹感が生まれるため、また糖分を含む食べものが欲しくなってしまうのです。そして、手軽に食べられる甘いものを食べてしまい、悪循環に陥ってしまいます。
糖分過剰で老化にも
また、糖類の摂取を繰り返していると、体内でAGEs(エイ・ジー・イーズ)という物質が作られやすくなります。このAGEsは「終末糖化産物」という老化につながる物質で、体内の「糖化」で作りだされます。 「糖化」とは、余分な糖質が体内で細胞などを劣化させることで、身体の柔軟性を保つコラーゲンやたんぱく質が糖化してしまうと柔軟性を失い、固くなってしまいます。一度糖化すると体内のタンパク質は元には戻らないと言われ、そのまま身体に蓄積されていくのです。
甘いものを遠ざけるには
食べすぎると糖尿病などの生活習慣病にもつながる危険性のある糖分。老化にもつながるため、過剰摂取は健康面でも良くありません。しかし食べものの習慣を調整していくのは難しいものです。 そのため、他に甘さのある食べものや健康的な食べ物に置き換えていく方法がおススメです。食べものの傾向を変えるだけでも糖分の過剰摂取を抑えていくことができます。
マタイク連載ブログ
スポンサーリンク
代用品[1]くだもの
via amzn.to
甘さのある食べものの代用品としては、健康的な果物がおススメです。 肌の乾燥を解決する豊富なビタミン類が含まれていますし、食物繊維もたっぷりです。第一に、ビタミン類が持つ抗酸化作用により糖化を抑える効果もあります。 果物なら缶詰やジュースも種類が豊富ですね。お菓子の買い置きの代わりにしてみてはいかがでしょうか。
[2]ナッツ類
via amzn.to
また、ナッツ類もおススメです。噛み応えのあるナッツ類は食感が良く良質な油分を含んでいます。また、ビタミンEが豊富で美容面にも効果がありますよ。塩分の摂り過ぎにならないよう、「無塩」加工の製品がおススメです。
[3]ビター系チョコレート
via amzn.to
甘くておいしいチョコレートですが、糖分少なめのビター系なら安心です。 ビターチョコレートはカカオの含有量の多さで表示され、「70%COCOA」ならカカオ成分が70%という意味で、カカオの割合が高くなるほどビター味が強くなります。このカカオ成分に「カカオポリフェノール」という優秀なポリフェノールが含まれています。 一般的なチョコレートはカカオの量が20%~40%ほどですが、ビターチョコレートは糖分が少なく、健康面に良いカカオたっぷりの食べものということになります。
ホワイトチョコの実体
via amzn.to
クリーミーな質感の白いチョコレート。チョコだけれど白い理由は、製造過程でココア成分から「カカオマス」を除去していることです。 カカオマスはココアパウダーとして利用されている苦みのある食材ですね。普通の茶色いチョコレートはカカオマスに砂糖を加えて作られ、ホワイトチョコはそのカカオマスが除去されているのです。
ホワイトチョコの注意点
ホワイトチョコはカカオマスが含まれていないだけで、一般のチョコレートと同じように砂糖やカカオバターは配合されています。 苦みを感じないだけで糖分が少ないというわけではありません。糖分の量は一般のチョコレートと同じくらい、もしく多めになっています。一般のチョコレートもホワイトチョコも、本体量の半分は砂糖だと考えましょう。 そしてホワイトチョコには「カカオマス」が含まれていませんので、健康成分のポリフェノールも含まれていないのです。甘い物を食べながら健康・美容効果も希望するなら、ビターチョコレートの方が優れていると言えます。
まとめ
睡眠が不足すると交感神経優位となり、脳が糖分を補給したくなります。つまり休息をしっかりととることで甘い物を遠ざける体質に近づけるのです。 春先は職場も忙しく、子ども関連の行事や、進学・進級も目白押し。家族みんな疲れがちの時期ですので、そろって睡眠時間を確保するようにしましょう。
マタイク編集部おすすめ葉酸サプリ特集!
]]>