妊娠中に注意すべき食べ物があることは、ご存じの方も多いでしょう。
でも、実際に何がダメなのか?
全く食べてはいけないのか、それとも適量だったらいいのか?
など、詳細には分かっていないこともありますよね。
大切なお腹の赤ちゃんのため、注意すべき食材をしっかり把握しておきましょう。
アルコール
妊娠中のアルコール摂取は厳禁です。
飲んだ量に関わらず、胎盤を通して赤ちゃんの体内にアルコールが届きます。
そのことで生じるリスクの代表が、「胎児性アルコール症候群」です。
■可能性のある症状
- 流産
- 赤ちゃんの低体重、顔の奇形
- 発育の遅れ
かなりヘビーなリスクがあるため、妊娠の可能性を感じたら絶対に飲酒は避けましょう。
またお酒以外にも、表面に洋酒を塗った焼き菓子やウイスキーボンボン、酒粕を使用している奈良漬けなど、アルコールが含まれる食品にも注意してください。
生もの
妊娠中に生ものを食べるのは絶対禁止ではありません。
しかし、妊娠中は免疫力が低くなっているため、生ものを食べることで食中毒のリスクが高まります。
刺身や牡蠣などの生の魚介類
アニサキスという寄生虫が潜んでいる可能性があります。
また、牡蠣や類する二枚貝を生や加熱不足で食べると、ノロウイルスに感染する可能性もあります。
生肉や生卵
サルモネラ菌に感染する恐れがあります。
生ハムやナチュラルチーズ
リステリア菌に注意が必要です。
リステリア菌は河川や動物の腸管内にいる細菌で、胎盤を通して赤ちゃんへ感染し影響がでる恐れがあります。
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カフェイン
妊娠中はカフェインをとることは禁止されていませんが、摂りすぎないようにしましょう。
カフェイン接種による胎児への影響は確定していませんが、赤ちゃんの低体重や将来の健康リスクが高くなると言われています。
世界保健機関(WHO)によると、妊娠中のカフェイン摂取量の上限の目安は、1日当たりコーヒー3〜4杯までとされています。
カフェイン量としては300mg程度になります。
■飲料別カフェインの含有量(100mlあたり)
- コーヒー 60mg
- 紅茶 30mg
- 緑茶やウーロン茶 20mg
- エナジードリンク 32〜300mg
商品によって差があるため、成分表で確認しましょう。
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まとめ
ご紹介した妊娠中に注意すべき食材には、代替商品があります。
お酒ならノンアルコール、お寿司はいなり寿司や田舎巻き、カフェインはノンカフェインの商品など。
リスク回避したいなら、代替商品からお気に入りを見つけてみてください。
お酒や生もの、コーヒーなどが好きな方は多いですよね。
それを我慢するのはつらいかもしれませんが、お腹の赤ちゃんを守れるのはママだけです。
頑張ってくださいね!
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