みなさん、「子宮頸管無力症」という病名を聞いたことはありますか?
筆者は第1子の妊娠22週の時に、いきなり診断されました。
それまで元気に立ち仕事もしていたし、無理のない範囲で運動もやって、自分では健康な妊婦と思っていました。
この記事では、「子宮頸管無力症」の基本情報と、診断後の心情、マタニティライフの変化を、実体験を基にご紹介します。
同じ「子宮頸管無力症」と診断され、不安でいっぱいになっている方の、1つの安心材料として見てもらえると幸いです。
自覚症状なし、子宮頸管無力症とは?
子宮頸管無力症とは、子宮頸管(子宮の出口)が緩んでしまう病気です。
無力症という名前がつくだけに、無意識のうちに緩んでいて自覚症状はありません。
そのままにしておくと早産の危険性があるため、手術をしなければならない病気です。
残念ながら原因ははっきり分かっていません。
お母さんが妊娠中にウイルスや細菌などに感染してしまうと、お腹の中にいる赤ちゃんにも感染してしまうことがあります。 これを母子感染の一つ「胎内感染」と呼びます。 今回ご紹介するのは、妊娠中の女性にとって気を付けたい胎内感染の一つ「[…]
【実体験】診断の経緯と動揺
筆者の診断は、第一子を妊娠していた時、妊娠22週目でした。
定期的に行う妊婦検診の際に、子宮頸管が短くなっていることにお医者さんが気づき、発見することができました。
それまで、立ち仕事や軽い運動、ヨガに通ったり、アクティブに動くことはありましたが、自覚症状などもなく、突然の診断に戸惑ったのを覚えています。
診断された時の心の動揺
非常に動揺しました。
「赤ちゃんが早く出てきてしまう」とお医者さんに説明を受け、一刻も早く手術をしなければいけないと言われました。
やはりお腹の赤ちゃんのことが1番心配でしたが、自分の仕事のこと、これからのマタニティライフへの不安も募りました。
里帰り出産を予定していましたが、手術をするとそれもできなくなるため、さらに不安になりました。
今現在、何らかの病気を抱えているプレママの皆さんも、きっと不安でいっぱいでしょう。
どうか一人で抱え込まずに、周囲の人に相談しながら、遠慮せずサポートをもらってくださいね。
「頭が痛い」「風邪を引いた」「産後うつになってしまった」。 体調が悪くなって、薬を飲みたい状態になることは誰にでもあります。 けれどもそれが授乳中だと、「母乳を通じて赤ちゃんに影響があるのでは?」と、薬を飲むのをためらう人もいる[…]
子宮頸管無力症の手術
子宮頸管無力症の手術は、赤ちゃんが出てこないように子宮頸管を縛る手術です。
結論から言うと、筆者の手術は無事に成功。
出産までに赤ちゃんが出てくる危険性がなくなったことで、本当に安心しました。
以下は手術の情報と、その後の生活です。
手術の費用
筆者の場合、入院期間は約1週間ほど。
手術の費用は、細かくは覚えていませんが8万円くらいでした。
医療保険に加入していたため、無事保険が適用されて、結局黒字になりました。
手術後の生活
個人差はありますが、筆者の場合、「日常生活を送る分には何も問題はない」と診断されました。
しかし、旅行などの遠出は禁止です。
それでも残りのマタニティライフを楽しく過ごすことができたので、手術前の不安な気持ちは知らないうちに消えていました。
まとめ
子宮頸管無力症と診断され、「私、病気だったんだ」と不安になる方は多いと思います。
しかし手術が順調で術後が安定していれば、日常生活を問題なく過ごすことができますので、どうぞ安心してください!
落ち着いて治療を受け、術後も可能な範囲でマタニティライフを楽しんでくださいね。
マタイク編集部【厳選】おすすめ記事
⇒【体験談】陣痛バッグを準備しよう!陣痛→分娩時に役立ったグッズ
⇒渡辺直美さんおすすめで大反響!「ナイトキャップ」で翌朝のお手入れが楽チンに♪
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?