1人目の妊娠中は、安静に慎重に…と過ごすものですが、2人目の妊娠となると、そうも言ってられなくなりますよね。
「上の子に抱っこをねだられたらどうする?」
「送迎に自転車を使ってるけどいいのかな?」
上の子のお世話をしながらの妊娠生活、色々な疑問を持つ方も少なくないでしょう。
この記事では、2人目の妊娠初期に切迫流産となった筆者の体験談を交えて、2人目の妊娠中に気を付けることを解説します。
1人目の時と全く違う!2人目妊娠中の大変なこと
自分の体調とおなかの赤ちゃんだけを気にしていれば良かった1人目の時と違い、上の子のお世話というミッションもこなさなくてはいけない2人目の妊娠。
筆者の場合、2人目妊娠中に何が大変だったかをご紹介します。
日々のお世話に抱っこ…安静が難しい
妊娠初期は特に大事な時期なので、できれば慎重に過ごしたいですよね。
でもそうは言ってられないのが、2度目の妊娠です。
妊娠中で疲れやすい、胎児が動き過ぎてお腹が張る…それでも上の子供は待ってくれません。
筆者の場合、初期に切迫流産になってしまったのもあり、上の子を見ながらの「安静」が一番大変でした。
自転車?ベビーカー?上の子の保育園送迎問題
上の子はすでに保育園に通っていたため、毎日の送迎をどうするかでも頭を悩ませました。
保育園までは大人の足で20分、一緒に徒歩で通園すると1時間以上かかることに。
ベビーカーも毎回素直に乗ってくれるわけでもなく、結局お腹が大きくなるまでは自転車で送迎していました。
でも妊娠中の自転車は、本来なら経過が順調であることが大前提です。
実際そうする場合は、必ず医師に確認してくださいね。
つわり中でも食事の準備
つわりがひどい期間は食事の準備にも悩みました。
1人目の時はゼリーやフルーツなど、自分が食べられるものだけ用意すればよかったのですが、上の子がいるとそんなわけにもいきません。
我慢して食事を作ろうとしても、冷蔵庫や食材の匂いで更に気持ち悪くなってしまうことに…。
つわりがおさまるまでは、レトルトや冷凍食品を活用し、盛り付けや配膳などは夫に代わってもらって乗り越えました。
大きなお腹でトイレトレーニング!
お腹が大きくなってきた頃大変だったのが、上の子のトイレトレーニングです。
狭いトイレでしゃがんで補助をしたり、まだ失敗も多いため床を拭いたりと、かがむ行為が多いため一苦労でした。
妊娠前には予想していなかった点ですが、上の子のトイレトレーニングの時期が重なる場合は、パパにも手伝ってもらうようにしましょう!
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妊娠初期に切迫流産と診断された2人目妊娠体験談
筆者は2人目妊娠初期の頃に切迫流産と診断され、安静を余儀なくされました。
上の子を見ながらそんな期間をどう乗り越えたか、そして落ち着いてきた安定期はどう過ごしていたかをお伝えします。
トイレで大出血!切迫流産で動けなかった妊娠初期
待ち望んだ2人目妊娠でしたが、妊娠8週目のある日、トイレで便器が真っ赤に染まるほどの大出血をしました。
慌てて病院で見てもらうと、「切迫流産」という診断。
自宅安静を言い渡され、抱っこも保育園への送迎もお散歩もできなくなったため、早めに上の子にお腹に赤ちゃんがいることを伝えました。
当時上の子は3歳、なんとなく理解はしても感情はもちろん追い付きません。
はじめの頃はママに抱っこしてもらえず、保育園の送迎も全て夫に頼んだため、「ママがいい!」「パパはあっち!」と毎日大泣き。
私自身も、どうしても上の子のお世話や食事の準備で動くことになります。
「もっと安静にしていたいのに、これで大丈夫?」という不安や、何度言ってもぐずる上の子へのいら立ちが、次第に積もっていくことに…。
そしてある日、横になった私のお腹にふざけてドスン!と乗ってきたところで、私の中で糸が切れ、ついに今までにないほど激しく怒ってしまいました。
みるみる涙をいっぱい目にためて泣き始める上の子に、すぐハッとし、このままだと無事出産する前に上の子を傷つけてしまうと反省しました。
その後は、「立って抱っこはできないけど座り抱っこはできるよ」と沢山抱っこしたり、横になって一緒に本を読んだりと、安静にしながら極力スキンシップを取るようにしました。
送迎や家事などは、全て夫が対応してくれました。
スキンシップを増やしたことで上の子もメンタルも安定し、なによりもパートナーの協力があったからこそ乗り越えられたと感じています。
抱っこに自転車、公園へ…動き回っていた安定期
切迫流産の兆候もなくなり安静解除になったため、妊娠5か月頃にやっと通常の生活に。
筆者の場合、上の子の保育園が徒歩だと大人の足で20分程かかる距離にあったため、大変だったのが送迎です。
ベビーカーに乗せたとしても、「降りたい!」「歩きたい!」とコロコロ変わる子供の気持ちに対応しながら30分以上歩くより、自転車でさっさと送迎してしまおうと、妊娠7カ月まで自転車に乗っていました。
8カ月目以降はさすがにお腹も大きくなって徒歩に変えましたが、荷物が多いときや雨の日などは無理せずタクシーを使うことも。
安定期以降も、極力座って抱っこをするようにしていましたが、子供がぐずったり疲れたりすると、そうも言っていられませんよね。
結局、切迫流産が解消してからは、立って抱っこする場面も増えました。
その時、正面で抱っこするのではなく、できるだけお腹を避けて脇で抱えるように片手で抱っこするとお腹への負担も少なかったです。
おかげで片側の腕だけ異常に筋肉が付きました(笑)。
最終的に抱っこもして自転車にも乗り、休みの日は公園通いと、慎重に慎重に…と過ごした1人目の時とは全く違うマタニティ生活でした。
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2人目妊娠中に気を付けること5つ
上の子のお世話をしながらのマタニティ生活、どんなことに気を付けて過ごせばいいでしょうか。
ポイントは以下の5つです。
- できるだけ座って抱っこする
- 抱っこ以外のスキンシップをたっぷりとる
- スキンシップが取れない場合は上の子に理由を伝える
- 自転車や長距離の歩きは医師に相談を
- パパに活躍してもらう
2人目妊娠中は、上の子のメンタルケアが重要です。
妊娠中から赤ちゃん返りが始まることも少なくないため、無理せずにできるスキンシップを心がけましょう。
抱っこはできるだけ座って、お風呂や絵本など遊びを通したスキンシップを増やすことをお勧めします。
また妊娠中は、切迫流産、切迫早産などで、想定通りに動けないことも少なくありません。
上の子には、「赤ちゃんがお腹にいて、赤ちゃんの元気のためにママはねんねしてないといけないんだよ」など、分かるように何度も伝えることも必要です。
生活環境上、自転車を使う必要があるなら、経過によっては絶対にNGの場合もあるので、必ず医師に相談してください。
そして最後に、料理、掃除、上の子のお世話とやることは沢山ありますが、ママが一人でやらなければいけないなんてことはありません!
妊娠中はもちろん、出産後もなによりパパの助けが必要です。
出産時はどうしてもパパと上の子が2人で数日過ごすことになりますので、妊娠中から練習と思って協力してもらうようにしてくださいね。
まとめ
2人目だからこそ妊娠中大変だったこと、そして妊娠中に気を付けたいことを解説しました。
妊娠中はただでさえつわりやホルモンの影響で、体調がすぐれなかったりイライラしやすくなるものです。
1人目の時ほどじっとしていられないのが現実ですが、上の子の甘えたい気持ちを受け止めつつ、体に負担がかかりすぎないよう気を付けて過ごすようにしましょう。
大変な妊娠期間、そして産後を乗り越えるために、パパの協力はもちろん、家事代行サービスや便利家電も活用しながら、2度目のマタニティ生活を過ごしてくださいね♪
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