妊娠中でも、風邪を引いたり、持病があったりして、薬を飲むことがあると思います。
けれど、お腹の赤ちゃんが心配で、薬を飲んでもよいか悩むこともあるでしょう。
そんなお悩みに、現役ママ薬剤師が答えます。
妊娠中の薬の影響
妊娠の週数によって、服薬による赤ちゃんへの影響は異なります。
妊娠0~3週(薬の影響が残らない時期)
最終月経日を妊娠0週0日とします。
この時期は、薬の影響があれば流産してしまうので、妊娠が継続している状態なら影響は残りません。
妊娠4~15週(先天異常が問題になる時期)
妊娠検査薬で陽性反応が出たり、つわりが始まって妊娠に気づくのがこの時期です。
赤ちゃんの身体の器官が作られる時期ですので、薬の影響を最も大きく受けます。
妊娠16~40週(赤ちゃんの身体に影響がある時期)
この時期になると、赤ちゃんの器官はほとんど作られているため、先天的な異常が生じる問題はありません。
ただし、赤ちゃんの身体の機能に影響する薬もあります。
その一つが、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤。
市販薬でも手に入りますが、自己判断で薬を飲むことは避けましょう。
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妊娠中の薬、どうしたらいい?
妊娠前から薬を飲んでいる場合
まずは、妊娠前から主治医に「妊娠を希望していること」を伝えておきましょう。
無事に出産するためには、お母さんの体調を整えることが大切です。
自己判断でやめたりせず、妊娠中でも服用できる薬を使えるよう、医師・薬剤師に相談してください。
妊娠中に薬を飲みはじめる場合
妊娠中であることを、医師・薬剤師に必ず伝えて下さい。
妊娠中に飲める薬もあるので、「赤ちゃんが心配だから」と我慢するのではなく、赤ちゃんに影響の少ない薬を処方してもらいましょう。
妊娠に気づかずに薬を飲んでしまった場合
薬を飲んでいてもいなくても、3%(100人中3人)くらいは先天的な異常を持って生まれてきます。
薬を飲んでいたからと言って、そのリスクが大きくあがるということは、実はほとんどありません。
けれど、中には妊娠中は避けた方がよい薬もあるので、妊娠に気づいた時点で必ず主治医や産婦人科の医師に相談しましょう。
心配な場合の相談先として、以下のような機関があります。
妊娠中のお薬Q&A ↓
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まとめ
赤ちゃんが無事に産まれてくるためには、まずはお母さんの健康が大切です。
薬を飲む時は、自己判断に頼らず、医師・薬剤師に相談してくださいね。
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