妊婦検診は、エコーでお腹の赤ちゃんを見ることができて嬉しいですよね。
でも、待ち時間は長いのに、いざ呼ばれると病院内の移動が多かったり、脱いだり着たり履いたりの繰り返しで、ちょっとあたふたしませんか?
そこでこの記事では、妊婦検診でおすすめしたい“服装”をご紹介します。
妊婦検診の具体的な検診内容も、妊娠初期・中期・後期に分けて、簡単解説。
検診内容を知ることで、ある程度「こういう服装がいいのかな?」と想像がつくかもしれません!
妊婦検診ってどんなことするの?
厚生労働省が例示している「標準的な妊婦検診」を元に、妊婦検診の内容をご紹介します。
産婦人科や助産院によって若干異なる場合もありますので、あくまでも目安としてくださいね。
妊娠初期(~23週まで)
受診間隔 | 4週間に1回 |
検査項目 | 問診、身長・体重・腹囲・子宮底長測定、血圧測定、浮腫検査、尿検査、子宮頸がん検診、超音波検査、保健指導 |
めでたく妊娠が判明してから23週までは、4週間に1回の割合で妊婦検診を受けます。
つわりがつらくて食べられないなど、日常生活に支障が出ている場合は、我慢せずに先生や助産師さんに相談しましょう。
また初めての妊娠の方は、よろこびの反面、不安な気持ちが芽生えているかもしれません。
妊娠・出産に関してわからないこと、不安に思っていることも、遠慮せず相談・質問することをおすすめします。
プレママが感じるストレス(負の感情)は、母体だけではなく、お腹の赤ちゃんへ悪影響を与える恐れもあります。
「こんな初歩的なこと、聞いていいのかな…」と感じる必要はありません。
誰だって最初はわからないことだらけですから。
妊娠中期(24週~35週まで)
受診間隔 | 2週間に1回 |
検査項目 | 問診、体重・腹囲測定・子宮底長、血圧測定、浮腫、尿検査、B群溶血性レンサ球菌、超音波検査、保健指導 |
妊娠24週を迎えると妊娠中期となり、検診は2週間に1回になります。
この時期になると、「体重の増加」を指摘されたり、「妊娠糖尿病」が疑われたりする妊婦さんが増えてきます。
先生や助産師さんによっては、「体重増加」に関して厳しい指導もしますので、妊婦さんには相当なストレスになることも…。
でも体重が増えすぎるのは食生活に原因がありますよね。
胎児の発育に影響を及ぼす「貧血」や「妊娠中毒症」にならないためにも、食事の栄養バランスには十分に気を配りたいところです。
妊娠後期(36週以降)
受診間隔 | 1週間に1回 |
検査項目 | 問診、体重・腹囲測定・子宮底長、血圧測定、浮腫、尿検査、超音波検査、NST(ノンストレステスト)、保健指導 |
妊娠後期(36週)に入ると、妊婦さんの体はいつ出産してもおかしくない状態になります。
受診の間隔は1週間に1度が目安となりますが、病院によっては出産予定日を過ぎると、週2回の受診を行うところもあります。
検査項目にある「NST(ノンストレステスト)」というのは、横になった状態でお腹に機械を付け、子宮の収縮があるかどうか、赤ちゃんの心拍と健康状態をモニタリングするもの。
NST検査は所要時間が30~40分かかるため、「次回はNST検査をやりますよ」とあらかじめ予告されることが多いようです。
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妊婦検診では「着脱の楽さ」がポイント!
待ちは長く、順番が来ると慌ただしい妊婦検診
産婦人科は数が少ないため、いつ行っても混んでいて、待ち時間がものすごく長い!
でも名前が呼ばれて順番が来ると、急に慌ただしくなります。
血圧を測ったら尿検査、先生と問診して、ハイ次は内診、ハイ次は腹部エコー…。
つわりのひどい妊娠初期も、お腹が大きくて重たくなった中期~後期も、呼ばれたらサッと動かないといけません。
お会計の頃には、長い待ち時間と慌ただしく多い検査の疲労が、ドドーっとやってきます。
疲労を軽減するためにも、ゆったりしているけれど、できるだけ身動きが取りやすく、着脱が楽な服装にしておきましょう。
「ウエスト部分がゴムのスカート」がおすすめ!
結論から言うと、妊婦検診時にイチオシの服装は「ウエスト部分がゴムのスカート」です。
- お腹をパッと出すのにゴムの部分を下げればいいだけ!
- ショーツを脱いでおけば、内診台へ上がったら裾をまくるだけ!
例えばワンピースやジャンパースカートは、お腹だけを出せません。
パンツスタイルも内診を受けるときの脱ぎ着が問題。
お腹が出てくると、ショーツを脱いだり履いたりするだけでも大変になります。
おまけに下半身すっぽんぽん状態で内診台まで歩き、よいしょっと台へ上がるには羞恥心もあるでしょう。
タオルをかけてもらえるまでの、あの恥ずかしさはなかなか…。
よって妊婦検診には、ワンピース、ジャンパースカート、パンツは不向き。
ゴムウェストのスカートがイチオシです。
足の冷え予防の意味を込めて、ロング丈だと尚イイですね!
まとめ
妊婦検診のときのおすすめの服装、いかがでしたか?
着脱が楽なウエストゴムのスカートは、ファッション的には手抜きの印象も持たれがちですが、いまどきのマタニティウェアはデザインも豊富です。
また妊娠中だけではなく、授乳にも機能的なものも多く販売されています。
かわいい系、フェミニン系など、好みのウェアを探して、ママになってもぜひおしゃれを楽しんでくださいね!
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