妊娠がわかると早めに決めておくべきことの一つに、出産する産院選びがあります。
産院選びには、医師や助産師への信頼度、相部屋か個室かなどさまざまな基準がありますが、まずは里帰り出産ををする・しないを決めなくてはなりません。
明確なタイムリミットがある産院選び。
その1歩目である里帰りをするか・しないかについて、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
里帰り出産のメリット&デメリット
メリット=第一は家族のヘルプ
- 家族の助けが得られる
- すぐに経験者(親)に相談できる
- 体を休められる
里帰り出産は、やはり親の助けが一番のメリットではないでしょうか。
産後は想像以上に目まぐるしく日々が過ぎていきます。
ただでさえ、赤ちゃんの夜泣き対応などで寝不足な日々を過ごすのに、それに加えて日常の家事もこなすと、体力は限界を迎えます。
また、出産時は予想だにしないことも付きもの、産後の体調や傷の回復が必ずしも万全とは限りません。
筆者は出産時に会陰切開だけでは足りず、追加で切開した部分が裂けた経験があります。
寝返りも排泄も、座ることにさえも痛みが伴い、慣れない赤ちゃんのお世話だけで精一杯!
とてもじゃないけれど、家事の負担までは考えられませんでした。
そのため、日中は赤ちゃんのお世話に集中でき、それ以外の家事は全て両親が担ってくれたことがとても心強かったです。
デメリット=帰宅後への不安と夫の不在
- 家族に気を遣う
- 親の干渉
- 夫が子育てに参加できない
- 帰ってから一人でできるのか不安になる
メリットとして親の手助けを挙げましたが、その手助けに慣れたが故に、帰宅してから一人で全てできるのかが不安になります。
また久しぶりの実家では、導線や使い勝手に慣れない上、他の家族との生活リズムの違いや夜泣きなどで気を遣い、あまり休まらない場合もあります。
夫にとっても、ただでさえ父親としての自覚が芽生えにくいのに、一か月ほど離れて暮らすことで、より父親の実感がわきにくくなるのも不安点でしょう。
里帰り出産を選択する場合は、里帰り中の夫婦のコミュニケーションの取り方を、よく相談しておく必要があります。
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里帰り出産しないメリット&デメリット
メリット=夫が育児参加できる
- 夫婦で試行錯誤しながら子育てできる
- 慣れた自宅で使い勝手がわかっている
里帰りをしない場合の最大のメリットは、夫が育児参加できる点です。
夜泣き等の問題を夫婦で経験して助け合い、試行錯誤しながら、産後最初の一か月を乗り越えることができます。
また、自分の家なので使い勝手が分かっており、親に気を遣う必要もありません。
物理的にも実家へ荷物を運ぶ必要がなく、その後の生活もイメージしやすくなります。
デメリット=家事の負担が重い
- 日中は一人で全て行わなければならない
- 上の子がいる場合は動かざるを得ない
親の手助けがなければ、買い物から料理、掃除、上の子がいればその面倒を見ながらの新生児の育児になります。
産褥期でもやることはたくさん!
夫が外で働く間、全て自分で動かなければならないので、どうしても休む暇がないことが最大のデメリットでしょう。
夫のヘルプは当然のこととして、可能な範囲で家事・炊事のボリュームを減らす工夫が必要です。
まとめ
筆者は一人目出産時は自宅の近くで出産し、産後里帰りをしました。
その際はやはり夫と離れることに不安があり、なんと、夫と猫をも引き連れて実家に帰りました(笑)。
プチ引っ越し状態でしたが、夜泣きなどを夫も一緒に経験して、どれだけ大変かをわかってくれたのは、とてもよかったと感じています。
二人目の時も産後に里帰りするつもりですが、今回は夫は来ない予定です。
どうするのが最善なのかは家庭によりそれぞれですので、自分に合った選択肢を選べるとといいですね。
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