【妊娠後期】これって大丈夫？『危険なおなかの張り』の4つのチェックポイント

いつもよりおなかが張っている気がする。

一日に何回もおなかが張っている。

妊娠後期のおなかの張りって、大丈夫なのでしょうか？

よくある症状だからこそ、緊急なのか、そうでないのかの区別がつかず、ついつい我慢しがちです。

ただし、お腹が張るときには危険な場合もありますので、注意しておきたいポイントをよく押さえておきましょう。

心配のない張りと危険な張り

妊娠後期になるとおなかが大きくなり、赤ちゃんが下がってくることで、腰や下腹部に負担がかかります。

その際に子宮の収縮が起こり、おなかの張りに繋がります。

また、おなかの中で赤ちゃんが動き、蹴ったり回転したりすることで、おなかの張りに繋がることもあります。

張り自体は珍しくない症状ですが、実は『心配のない張り』とは異なる『危険な張り』が存在します。

この後は、そのの見分け方を解説します。

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おなかの張り・痛みがあったときのチェックポイント

妊娠後期のおなかの張りでは、この4点に注意をしましょう。

1. いつから張り・痛みを感じているか
2. 張り・痛みの間隔は規則的か
3. 張り・痛みの強さはどのくらいか
4. 出血や破水などの症状はあるか

それぞれの項目を見極めることで、心配不要の張りなのか、問題のある張りなのか、ある程度分かります。

心配のない張り

週数が進むにつれて急激に子宮が大きくなってくると、子宮を支えている円靭帯(えんじんたい)が引っ張られて、痛みを感じることがあります。

また、おなかが大きくなるにつれ、皮膚も引っ張られていきます。

そのため張りのように感じることがありますが、これは問題のない張りです。

ただ、大丈夫と思い込んで動きすぎたり、無理をしすぎたりすると危険な張りになる可能性が生じます。

「張っている」と感じたら、一度しっかり休むことが大切です。

危険な張り

危険な張りには、比較的分かりやすい特徴があります。

• 横になって休んでも張りや痛みが治まらない。
• 出血がある場合。
• 規則的に張りが起こる場合。

このような状態の場合、危険な張りである可能性があります。

特に、普段より張りの頻度が多かったり、規則的な張りが見られる場合は要注意。

すぐに病院に連絡をして指示を仰ぎましょう。

普段と異常時を比較するためにも、日ごろから1日に何回くらいおなかが張るか、回数を数えておくと判断の目安にもなります。

まとめ

おなかの張り方、その感じ方は人それぞれですが、安易に自分で判断せず、不安な場合には病院に連絡するのがベスト。

日ごろから自分の状態を把握しながら、生理的な張りと危険な張りの正しい知識を身に付けれおけば、安心して出産を迎えられます。

妊娠後期、残り少ないマタニティライフを安心して過ごしましょう♪