妊娠がわかると、ワクワクする気持ちと同時に、出産時の痛みに不安や恐怖を感じる方が大勢います。
実は筆者も痛みに弱く、とても不安になったので、さまざまな出産方法を調べました。
結果的にその中から『無痛分娩』を選択しましたが、この記事ではその経験から、無痛分娩にしてよかった4つの理由をご紹介します。
「無痛分娩ってどうなの?」「麻酔をして大丈夫?」と疑問に思う方の参考になりますように。
無痛分娩とは
まず最初に、無痛分娩についてご説明します。
無痛分娩とは、背中から硬膜外腔にチューブを挿入し、麻酔薬を注入して痛みを軽減させる出産方法です。
VIA:一般社団法人 日本産科麻酔学会
お産の痛みを伝える神経は背骨の中に集まります。硬膜外腔に注入された薬は、その背骨の中の神経をブロックし、産痛を抑えます。
無痛分娩では、陣痛による痛みが軽くなるだけでなく、リラックスして出産に臨めるので、分娩による体力の消耗も抑えられます。
どの産科でも実施できるわけではなく、全国の分娩施設(産科・産院など)のうち、約30%ほどで可能とのこと。
産科麻酔科医や麻酔管理の経験豊富な病院なら、より安全に配慮して実施できるでしょう。
実際には、妊婦さんと赤ちゃんの健康状態をチェックしつつ、施術や麻酔に関して十分な説明を受けることが必要です。
上記の「一般社団法人 日本産科麻酔学会」の公式サイトに、解りやすいQ&Aページがありますので、関心のある方は一度チェックしてみてください。
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無痛分娩にしてよかった4つの理由
ここからは実際に無痛分娩を経験した筆者が、「よかった!」と感じた点を4つご紹介します。
もちろん、無条件で誰にでもおすすめする意図はありません。
ひとつの体験談として参考にお読みくださいね!
痛みが軽くなった
出産当日、子宮口が5cmになった頃に痛みを我慢するのが辛くなったので、痛み止めをお願いしました。
麻酔科医の診察後、背中からチューブが入り、痛み止めが効きだすと、徐々に痛みは軽くなって重い生理痛ほどの痛みに。
その後、分娩の進みが早いタイミングでは痛みが強くなりましたが、先生や看護師がその都度痛み止めの量を調整してくれました。
そのため、産まれる瞬間も強い痛みは感じませんでした。
不安から解放された
筆者は出産時の痛みが怖くて無痛分娩を選択しましたが、結果、妊娠中も陣痛中も「痛くなれば痛み止めをしてもらえる」と考えることで、不安な気持ちが軽減しました。
妊娠中の不安って、痛みだけではありませんよね。
日々変わる自身の体調や赤ちゃんの成長具合、健康、産後の生活など、不安は尽きないものです。
そのうちの1つ(物理的な痛み)が軽減するだけでも、十分に心強かったです。
体力の回復が早かった
痛みの軽減によって体力の消耗が抑えられるため、産後の体力回復が早く感じられました。
出産が朝だったので当日の夜には母子同室になりましたが、赤ちゃんのお世話を楽しむ余裕がありましたよ。
また、退院後も夫と2人で育児する必要がありましたが、最低限の家事育児が苦痛なくできたのも良かった点です。
赤ちゃんと一緒に頑張っている気持ちを体感できた
赤ちゃんが産まれてくる瞬間、痛みはほとんどなく、精神的に余裕もあるためか、赤ちゃんが産道を通ってきている感覚がありました。
「赤ちゃんも頑張って産まれてこようとしているんだ」と感じ、一緒に出産を乗り越えている気持ちに。
そのため、産まれた瞬間に大きな達成感を得られました。
まとめ
無痛分娩は痛みの軽減が特徴ですが、それだけでなく、不安の緩和といった精神面へのメリットもあります。
ぜひご紹介した4つのメリットを参考に、お母さんと赤ちゃんにとって出産が最高の経験となるように、出産方法を検討してみてくださいね。
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