普通分娩など経膣分娩を予定している妊婦さんの多くは、帝王切開でのお産のイメージをもっていないでしょう。
実は筆者もその一人でした。
でも実際に経験したのは、普通分娩からの緊急帝王切開でした。
この記事では、緊急帝王切開で赤ちゃんを出産して感じたことや、事前に備えておいた方がいいことをご紹介します。
帝王切開になるのは逆子だけじゃない
帝王切開で出産する人の多くは、逆子が原因の「予定帝王切開」と思われます。
しかし中には、経膣分娩中に急遽「緊急帝王切開」に切り替わることがあります。
緊急帝王切開は主にこのような理由で行われます。
- 赤ちゃんの心拍が落ちて元気がなくなった
- 体の一部が引っかかって赤ちゃんが上手に降りてこられない
- 前置胎盤からの出血、etc
緊急帝王切開は赤ちゃんだけでなく、母体の安全のためにも行われるもの。
経膣分娩を予定していても、誰でも帝王切開になる可能性がある点はぜひ覚えておきましょう。
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帝王切開に備えておくといいもの
ここからは、筆者が実際に緊急帝王切開でのお産を経験して、必要だと感じたものをお伝えします。
どれも高額なものではありませんので、ムダになっても構わない前提で用意しておくといいかもしれません。
産褥ショーツ
産後しばらくは身動きできません。
看護師さんに産褥パッドを替えてもらうための必需品です。
普通分娩でも使えますので、ぜひ準備しておきましょう。
S字フック
麻酔の影響で歩くのが難しく、手術の傷も痛むため、トイレ以外はベッドの上で完結できるようにするのがおすすめ。
ベッド周りによく使うものを吊り下げるのに便利です。
腹帯(手術用)
帝王切開の傷口の回復を促すために必要です。
筆者の場合は、出産当日に急遽帝王切開に切り替わったので、夫が買いに走ってくれました。
当日動いてくれる人がいない方は、事前に買っておくと安心です。
お腹まで隠れるショーツ
お腹の傷口にショーツのゴムが当たると痛むこともあるため、ゴムの締め付けがきつくないタイプが必要です。
マタニティショーツを使うのもおすすめ。
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帝王切開のイメージトレーニングをしておく
臨月に入りいよいよ出産直前になると、先輩ママ達の出産レポートや動画を見て、イメージトレーニングをする方も多いですよね。
その際、経膣分娩のレポートや動画はもちろん、万が一のことを考えて、帝王切開のレポートや動画も見ておくことをおすすめします。
イメージトレーニングができているだけで、急遽帝王切開になっても焦らずお産に臨めるでしょう。
まとめ
帝王切開は赤ちゃんができる限り安全に、かつ素早く外に出てこられるように行われる素晴らしい手術です。
手術というと「怖い」と思う人も多いかもしれません。
しかし事前に準備を整えておくだけで気持ちに余裕がもてます。
特に初めての出産には不安も伴いますが、できる準備を整えて、あとは心穏やかに臨んでくださいね。
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