「子どもが生まれるまでは、ケンカなんて殆どしたことなかったのに…」
産前、どんなに仲がよかった夫婦でも、出産を機に頻繁にケンカをするようになることがあります。
女性は産後、ホルモンバランスが乱れることで、自分の意思とは無関係にイライラしてしまうことが多いからです。
この記事では産後に起こりうるケンカを予防するため、あらかじめ夫婦で理解しておくべきことを紹介します。
ガルガル期かもしれません
動物のメスが、外敵からわが子を守るために威嚇する習性に由来する、「ガルガル期」。
自分以外の誰かが子どもに近づいたら威嚇するのは、人間も同じです。
「ガルガル期」は必ずしも夫に対して起こるわけではありませんが、夫に対して向けられた時は、ケンカが起こりやすくなってしまいます。
「ガルガル期」は多くの場合、産後3か月以内で終わると言われています。
夫にはあらかじめ「ガルガル期がきても一時的なものだから」と伝えておきましょう。
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ママは夜寝ることができず疲れています
女性は赤ちゃんが生まれると生活が一気に変わります。
特に出産のダメージが残る中での夜中の頻回授乳は、身体的にも精神的にも疲れてしまいます。
睡眠不足による疲れが原因でイライラしてしまうことがあると、夫婦共に知っておきましょう。
「ママが疲れている日はパパがミルクをあげる」など、事前に決めておくのもケンカ予防に効果的ですよ。
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育児も仕事も、等しく大変です
赤ちゃんが生まれると、ママがワンオペ育児、パパが外で働く、というご家庭が多いでしょう。
毎日のワンオペ育児に疲れるママは、ついついパパに対して強く当たりがちに。
「パパは全く育児に参加してくれない」
「外で仕事をするより一人で赤ちゃんの面倒をみる方が大変だ」
と、イライラしてしまいます。
そしてパパも
「生活費を稼いでいるのは俺なのに」
「仕事で疲れているのだから、家にいる時くらい休ませてくれ」
と、強い態度をとってしまいがち。
不満ばかりをぶつけるのではなく、「お互いに疲れているから支え合おう」と産前から約束しておくことが大切です。
できればパパの方から、産後のダメージや初めての育児に苦労するママを労わってあげてくださいね。
まとめ
女性は産後、小さな命を守るために一生懸命になります。
相手が大好きな夫でも「ガルガル」したり、強く当たったりしまうことがあるのです。
女性の産後のホルモンバランスの乱れを理解して、どうぞママを支えてください。
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