赤ちゃん誕生の出口である「会陰」。
その会陰を妊娠中にマッサージをすることは、お産の時にできるだけ切れないよう予防することを目的としています。
会陰がよく伸び柔らかいと、分娩時の裂傷や切開も少しで済みます。
でも、「どうやったらいいのかわからない」という方もきっといますよね。
そこで今回は、会陰マッサージの方法を助産師さんに伺いました!
【教えて助産師さん】会陰マッサージをやってみよう!
マッサージを始める前の注意点
- 担当の医師や助産師にやっても大丈夫か確認する。
- マッサージ前に爪を短くし、手を洗い清潔にする。
- 体調が悪い時、お腹が張り気味の時はやらない。
マッサージのやり方
- 転倒に気を付けながら、片足を椅子等に乗せた姿勢、またはしゃがんだ姿勢になる。
- タンポンを入れるようなイメージで、オイルを付けた指を優しく入れる。
- 触れる位置は、時計で例えると、4~8時のあたりを行ったり来たり、ゆっくり優しくマッサージ。
(尿道口の方向を12時、肛門の方向を6時とする)
筆者の通った助産院では、これを100回するよう指導されました。
寒い時期は、マッサージ中に下半身を冷やさないような注意も必要です。
妊娠中の体はとてもデリケートなので、決して無理のないようにしてください。
指を入れるのが不安な場合は
指を挿入することに抵抗がある方は、大きめのコットンやナプキンなどにオイルを垂らし、会陰にあてるだけでもOK!
会陰が柔らかくなるのを助けるそうです。
この場合は、10分以上あてるのがオススメ!
就寝中に付けたまま寝ても良いそうですよ。
助産師さんオススメのオイル『日本創建 ナチュラル馬油 60ml』
出典:楽天市場
良質な馬油は、会陰マッサージだけでなく様々な用途で使えるので、1本あると重宝しますよ。
出産後のママの乳頭ケアにも、赤ちゃんのオムツかぶれにも大活躍です!
会陰マッサージを始める時期
出産する病院や助産院などによって見解は分かれますが、開始時期は妊娠34~36週あたりを推奨されることが多いです。
筆者が通っていた助産院では、妊娠37週に入ってからするよう指導されました。
できるだけ正期産(妊娠37週0日~41週6日の間の出産)となるよう、早くから行う場合(特に経産婦さん)は、お腹の張りを確認しながら無理をせず行ってくださいね。
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まとめ
妊娠中の会陰マッサージには一定の効果が認められており、多くの産院がマッサージを推奨しています。
ただ、お産の時に会陰が切れる原因は、分娩のスピード、分娩時の体位など、他にも様々な要因がありますので、マッサージをしていれば100%大丈夫というわけではないそうです。
また、早くから始めれば良いというものでもないので、決して無理はせず、週2~3日を目安に行ってみてください。
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