【年末の大掃除】主婦歴30年のベテランが教える掃除テクニック　②キッチン家電の掃除

みかんの皮や料理で使ったレモンの切れ端・グレープフルーツの皮などを、細かく刻んでボールに入れます。そこに水を入れて、水に柑橘の成分が流れ出るようにします。

数時間置いたボールをラッブをかけずにレンジへ。そして数分間レンジで温めます。加熱後も、しばらくレンジの中に蒸気を充満させてください。

あとは、市販のキッチン家電用洗剤でふき取るだけ。何もしないで掃除をするよりも格段に汚れが取れやすくなります。

使用するのが柑橘類なので、掃除後の臭いもきになりません。

大抵のトースターは分解して洗うことができます。しかし、酷い焦げ汚れは洗っても取れません。

そんな時は、削り落とす必要があります。重曹やセスキソーダなどで汚れを浮かせて落とす方法もありますが、酷い焦げは削り取らなければなかなか除去は難しいでしょう。

そこでベテラン主婦の技は「いらないプラスチックカード」を利用します。ポイントカードや期限切れのクレジットカードなど、いらないカードを斜めに切ります。

そしてヘラのようにして汚れを削り取っていきます。やすりで擦ると周囲を傷つけてしまいますが、カードなら切った先端部分で重点的に力をかけることができます。

そもそも、炊飯器が汚れるのは炊飯時に発生する蒸気が原因です。スプレーで内側を拭いてしまうと、次に炊飯する時に洗剤の成分がとけだしてご飯に混入してしまいます。

外側であれば、通常の洗剤を使ってOKですが、内側は基本的に水ぶきしましょう。

どうしてもとれない汚れには、酢と水を1：5の割合で混ぜたものを含ませた布巾で拭きとりましょう。でんぷん質の汚れには酸がよく効きます。

まずは、満タン少し少な目くらいまで水を入れます。そこに、1リットルにつき大さじ1杯の酢をいれます。次に小さじ1杯程度の塩をいれてよく混ぜます。

あとは、通常通り沸騰させます。その後1時間程放置してから排水します。後は、内部の洗える部分は食器用洗剤で洗い丁寧に流します。

これで水垢もとれて綺麗になります。

子供への料理を作っている家電が汚いのは想像するととても嫌ですよね。いままで溜まった汚れも、まとめて綺麗にしてみてはいかがですか？