子育て中は、毎日が大変なことのくり返しですよね。育児の中心になっているママは、日々ギリギリの状態かもしれません。
その姿をすぐ近くで見ているパパ。気付かないうちにママの地雷を踏んでいませんか?
「たったそれだけのこと」と思っていても、ママにとっては何かのスイッチが入ることがあります。
目次
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子育て中の毎日
子育て中は、毎日が大変なことのくり返しですよね。
とくに育児の中心になっているママは、日々ギリギリの状態かもしれません。
家事、育児、家計のことを抱えて必死になっているでしょう。
その姿をすぐ近くで見ているパパ。
気付かないうちにママの地雷を踏んでいませんか?
[1]ママ任せが見えてくる言葉
「やっぱりママじゃなきゃ」「さすがだなー」と口にしていませんか…?
一見、ママを尊敬している言葉に聞こえますが、手助けすることなくこういう言葉だけ発していると、持ち上げるふりをして逃げの姿勢になっているのが良く分かります。
子どものお世話を放棄していませんか。
子どものことはママが一番、と言っているだけだとママも負担感が増えるばかりです。
そんなママの気持ちを子どもも感じ取っています。
[2]「そんなことで」と思っても
「そんなこと」「たったそれだけのこと」と思っていても、ママにとっては怒りのスイッチになることがあります。
仕事中のことで例えると分かりやすいですよね。
ギリギリのところで頑張っている時に、他の人からポンと不要な言葉を言われた時、余計な手出しが入った時、誰でも頭にくるのではないでしょうか。
とくに育児は24時間逃れられない生活ですし、ママの代わりの人もいません。
不安や忙しさで頭の中がいっぱいで疲労感もたまっているのです。
ママは奥さんだからこそ、大切な家族です。
大切なわが家の子どもを育てている主役ですので、支える気持ちを持ちましょう。
アンケート結果から見える「寝かしつけ」のこと
「博報堂こそだて家族研究所」のアンケート調査によると、子どもの寝かしつけに7割のママが苦労していることが分かっています。
<調査結果のポイント>
■3歳未満の子どもを持つママ達が、子育てをする中で最も悩んでいるのが「子どもの睡眠」
■7割以上のママが寝かしつけにストレスを感じ、6割以上のママが寝かしつけに悩んでいる
■子どもの寝かしつけができる「パパ」が半数以上。一方で、主に寝かしつけるのは「ママ」が94.4%
子どもの寝かしつけをストレスに感じているママが71%もいる中で、「主に」寝かしつけをしているのはママだという回答がなんと94%にも上ります。
そして、子どもの寝かしつけができるパパが半数いるにもかかわらず、パパが主体となって寝かしつけているケースは5%ほど、という結果になっています。
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終わりではない寝かしつけ
帰宅したパパにとっては「寝かしつけ」は最後の一作業のように感じるかもしれません。
寝かしつけさえ完了したら、その日の育児も完了。
しかし、一日中育児に追われて大きなストレスを感じながら取り組む寝かしつけです。
子どもが眠りについたら家事が待っていますので、ママにとって「寝かしつけ」は途中経過でしかないのです。
力量を発揮できるポイントがここにあります!
寝かしつけが大変そうだと感じたら、パパもしつけのコツを探してみませんか…?
パパが抱っこすると泣いてしまう、寝かしつけなんて無理では、と考えず、今日うまくいかなかったら翌日の日中に別な方法を探してみるのです。
ママも育児情報を探していると思いますが、家事や掃除、洗濯、買い物にも追われて時間がないのが実情です。
寝かしつけに適した音楽を用意してみたり、デジタル書籍を読んでみたり、寝かしつけ対策のバリエーションを用意してみましょう。
うちの子にピッタリな方法が見つかる可能性が高くなります。
大半のママが苦労している寝かしつけがラクになってくるとママの負担もずっと軽くなります。
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手助けを必要としているママ
ママは手助けや協力を必要としています。不機嫌なのはパパが感謝の言葉をかけてないから…ではありません。
口に出せない何かがある、ということですよね。
何かしてほしいことがあるけど仕事に出かける夫に頼めない、産後の不調できついのかも、と感じ取って、家族としてできることを考えていきましょう。
[3]手出ししないのが一番?
でも、パパが手伝おうとしても「しなくていい」と言われることもあります。
「では、余計なことをしないように注意しよう」「それが一番、確実だろう」何も手を出さないことが良い事だと考えていませんか。
育児をしているママにとって、手助けは一番助かること。これは変わりません。
コツは、ママがしてほしい事かどうか、なのです。
詳しく説明したくても、説明が難しいこともあります。
お願いしたくても、パパから不平を言われそうな気もします。
子どものお世話を考えていて、言葉にならないことだってあります。
そういうママの気持ちを聞いてあげるのも、パパの力量にかかっています。
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[4]負担感のない生活を
ただし、ママの様子を見て、ここは手出ししない方がよさそうだと感じたのなら、日常生活ですべきことを自分で完了させましょう。
洗濯物をたたんだり、食器を洗ったり。
ひとり暮らしなら自分自身でするはずの家事を済ませるだけです。
自分の身の回りを自分で済ませる、それだけで大助かりなのです。
大人として、ママに負担感のない生活を心がけましょう。
[5]家事の盲点
積極的に家事をこなしているパパでも、実は盲点もあるのです。
- ゴミ出しは行ってくれるけど、ゴミの分別をしてくれない。
- 食べ物は買ってきても、トイレットペーパー・ティッシュペーパーは買ってきてくれない。
- 布団類の洗たく方法が分からない。
- 回覧板を回してくれない。
これらはちょっとしたことかもしれませんが、子どもから手が離れない時期のママにとっては、一転して大変な家事に変身してしまうのです。
まとめ
ママの育児を見守っている、というパパも多いと思います。
手助けをせずに口出しだけしていると、そのうちママの地雷を踏んでしまうかもしれません。
子ども達がすくすく育つには、たくさんの人との関わりが一番です。
つまり、パパとの関わりは発達のためにも一番大切なことなのです。
ママのアドバイスを聞きながら、パパもできる家事に取り組んでいきましょう。