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日本で急激に増加している乳がん患者
筆者も乳がん経験者。38歳になる頃に発覚。その10年前に検診を受けて以来、検診をさぼっていました。まさか…自分が。という思いがあったので…。
日本では、乳がんが急激に増加しています。
年齢別だと40代後半が発症のピーク
20代で発症することもある乳がん。定期健診を受けるようにしましょう。早期発見ならば治る可能性が高いです。筆者は早期発見ではなかったので…(汗) 早期発見だったら、手術もそのあとの治療ももう少し楽なものになったかもしれない。声を大にして!「検診に行きましょう!!」
年齢別にみると、30歳代から増加しはじめ、発症のピークは40歳代後半です。
マタイク連載ブログ
“授乳”で乳がんになりにくくなる!?
筆者の乳がん治療は、まず手術で右乳房全摘。リンパ節にも転移があったのでリンパもろとも。その後、2種類の抗がん剤を4クールづつ。合計8クール。 がんの性格がホルモンに左右されるものではなかったので、ホルモン治療はなし。そのおかげで…?抗がん剤治療後7か月で妊娠Σ( ̄□ ̄|||) 14年ぶりの妊娠にも驚き、恐怖を感じましたが一番心配だったのは、乳がんのこと…
母乳育児を行っている女性は、ミルク育児を行っている女性よりも「乳ガンになるリスクが低い」ことが、研究結果で報告されています。
筆者自身の身体のことが心配で不安で、出産することに後ろ向きであることを助産師さんに相談しました。 助産師さんの言葉は、
「妊娠、出産、授乳で乳がんになりにくいホルモンが出るんだよ。この赤ちゃんはあなたを助けるためにやってきたのかもね。」と…。 乳がん発症から8年後の検診の時に筆者のがんは2年から3年半後に再発の可能性が高いがんだった。その時期を乗り越えたから、もうほぼ大丈夫だと考えていいのではないかと説明を受けました。 ちょうどその頃、妊娠、出産、授乳の時期で。きっと良い効果があったのだと思っています。
「妊娠、出産、授乳で乳がんになりにくいホルモンが出るんだよ。この赤ちゃんはあなたを助けるためにやってきたのかもね。」と…。 乳がん発症から8年後の検診の時に筆者のがんは2年から3年半後に再発の可能性が高いがんだった。その時期を乗り越えたから、もうほぼ大丈夫だと考えていいのではないかと説明を受けました。 ちょうどその頃、妊娠、出産、授乳の時期で。きっと良い効果があったのだと思っています。
昔から仮設はあったが最新の研究でより明確になった
授乳は母親の乳がんリスクを低下させるとの仮説は昔からありました。
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更に、授乳期間は長い方がいい
授乳期間が長くなるほど乳癌のリスクが低下することは確実である。
授乳期間12カ月ごとに乳がんリスクの4.3%の有意な低下が見られるという結果が得られました。
筆者は乳がんで片方のおっぱいしかなくなってしまいましたが完全母乳で、息子が1歳7ヶ月になるまであげていました。
乳がんになるのは「女性ホルモン(エストロゲン)」の影響が大きい
乳がんが発生する原因のひとつにエストロゲンの影響というものがあります。
授乳するとエストロゲンが減少し、かつ授乳期間中も低いままであることから、授乳は乳がんリスクを低減させると言われているのです
via www.jfcr.or.jp
乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。もともと欧米に多かった乳がんが日本で増えているのは、女性の社会進出などのライフスタイルや食生活の欧米化が、大きく影響しているからだと考えられます。
”母乳”は赤ちゃんにとっても良い事がいっぱい
「母乳は、人工的に生産できない抗体やナチュラルキラー細胞とありとあらゆる活性、有効な物質を含みます。」
そして、それは、アレルギーや乳児突然死症候群などの感染症の危険性を低くするといいます。 少なくとも6ヵ月間にわたり、母乳で育てられた子供たちは、まったく母乳で育てられなかったかあるいは、授乳を受けた期間が6ヶ月未満だった子供たちと比較して白血病になる危険性が19%低いことがわかりました。 生まれた子供はできる限り母乳で育ててあげたほうがよいということですね。もしもこれから出産して赤ちゃんが生まれたときは、“長い期間おっぱいをあげる”と頭に入れておくといいですよ。