オノマトペとは擬音語や擬態語の総称です。赤ちゃんや小さい子供は音感が良く、意味が捉えやすいオノマトペが大好き!言葉の発達を促すためにもオノマトペが出てくる絵本をたくさん読み聞かせてあげましょう。今回はオノマトペが楽しいおすすめの絵本を5冊紹介します。
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オノマトペって何?
日本語は豊かで楽しい”オノマトペ”が豊富な言葉です。オノマトペというのは、擬音語や擬態語の総称です。 擬音語は、「ワンワン」「ニャーニャー」「リンリン」「ビリビリ」など物や生き物が発する音や声を、文字にした言葉のことです。 一方、擬態語は心で思っていることや状態など、実際は音のしないことを、文字にした言葉のことです。例えば「ニコニコ」「ふわふわ」「キラキラ」「ポイっ(物を捨てる)」などです。
オノマトペは赤ちゃんにも伝わりやすい
まだ話すことができない赤ちゃんや小さな子供にとって、音からイメージがしやすく、短く簡潔なオノマトペはとても便利な言葉です。 「チュルチュル(麺類)、ごっくんしようね」「ピッして(ボタンを押して)」「ポイしてね(捨ててね)」などきっと自然と言っていますよね。子供は音感が良く、意味が分かりやすいオノマトペが大好きなので、積極的に使っていきたいものです。 特に絵本だと、絵とセットになっているので、より言葉の意味を捉えやすく、子供の語感や感性が養われていきます。そこで、今回はオノマトペが楽しい絵本を紹介したいと思います。
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おやすみ、ロジャー第三弾「だいじょうぶだよ、モリス」シリーズの魅力とその驚きの効果に迫りました。じゃあじゃあびりびり 作・絵/まついのりこ
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「じどうしゃ、ぶーぶー ぶーぶー ぶーぶー」「いぬ、わんわん わんわん」「そうじき、ぶいーん ぶいーん ぶいーん」など生活に身近な擬音語がたくさん出てきます。擬音語とセットで言葉も覚えてくれそうですね。 小さめのボードブックなので、赤ちゃんが自分で手にとってめくりやすくなっています。図書館や育児支援センターにも必ずおいてある、定番の絵本です。
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「頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごたどりえほん ふーふーぽい」 作/かしわらあきお 絵/小林哲生
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キラキラモリモリに特殊UV印刷された線を、赤ちゃん一緒に辿りながら読み進めていきます。 触覚・視覚・聴覚の三面からアプローチできる画期的な絵本です。「赤ちゃんが早く言える擬音語ランキング」のトップ65から構成されているので、繰り返し読むことにより赤ちゃんがお喋りするようになります!
「Sassyのあかちゃんえほん にこにこ」 作・絵/La ZOO
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ご存知、アメリカの赤ちゃん用玩具メーカーSassyが手がけている絵本です。オモチャと同様に黒や原色、幾何学模様が使われています。この色使いには意味があり、まだ視力が発達していない低月齢の赤ちゃんにも見えやすくなっているのです。 こちらの絵本には「にこにこ」「くるくる」「ぽん ぽん ぽん ぽーん」「むしゃむしゃ」「もぐもぐ」「ぶくぶく」などのオノマトペがSassyでおなじみのキャラ(オモチャ)と一緒に登場します。 併せてオモチャを買ったら絵本の世界と同じように遊べます。
「もこもこもこ」 作/谷川俊太郎 絵/元永定正
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1ページに1つ擬音語が書かれているのみなのに、ちゃんとストーリーがある不思議な絵本です。無駄な言葉が一つもなく、詩人である谷川俊太郎さんにしか書けない文なのかなと思います。 色使いも幻想的でとても綺麗な絵本です。シンプルだけど奥が深く、子供の想像力を掻き立てること間違いなし!筆者の娘は「ぱちん」と割れるシーンが大好きで手を叩いて喜んでいました。 1977年に発行された名作なので、ママも小さい頃、読んでもらったことがあるかもしれませんね。
「もけら もけら」 作/山下洋輔 絵/元永定正
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「もけら もけら でけでけ」「ぱたら ぺたら」「ぴた ごら ぴた ごら」と意味不明な言葉のオンパレードですが、不思議な絵とすごくマッチしていて、それらが発している音だというのが良く分かります。 ジャズピアニストが書いたというだけあり、音感がよく、親も読んでいて気持ちよくなってきます。聞いている子供もウケてくれるので、読みがいがあります。強弱をつけて楽しく読むのがポイントです。
まとめ
いかがでしたか?オノマトペ絵本はリズミカルに読むのがポイントです。強弱や抑揚をつけると伝わるイメージも変わります。ぜひ、楽しみながら読んであげて下さい!