みなさんは子育てをしているうちに、『どうしたらいいんだろう…』と壁にぶつかることってありませんか?
梅雨時期にママたちが日常的に困ってしまいがちなのが『雨の日の過ごし方』ではないでしょうか。
雨の日が続く季節は、外に遊びに行くこともできずに子供も親もストレスをためがち。
そんなときに、親子で楽しめるオススメの絵本を、保育園勤務経験のある筆者が厳選して3冊、ご紹介します♪
雨の日に感じる『ゆううつ』感
雨の日は低気圧の関係で、身体にとりこむ酸素が少なくなるため、自律神経のバランスが崩れたりするそうです。
小さいお子さんを育てているママさんたちは常にストレスにさらされがちですが、気圧の影響で頭痛や心のゆらぎなどが出る方もいると思います。
筆者も、息子をワンオペで育てている時は気持ちがふさぐこともあり、雨の日は特にゆううつでした。
特に筆者が気にしていたのは、
- 「外で遊ばせてあげたいのに…」という焦り。
- 「家の中だけだと、お互いつらい…」という退屈感。
- 「ずっとべったりだと息が詰まる…」というイライラ。
- 「テレビばっかり見せちゃう…」という罪悪感。
という、モヤモヤした感覚で、こういうことを思ってしまう自分は『母親失格なのかな…』と落ち込むこともありました。
時が経った今になれば、きっとそのモヤモヤも低気圧のせいだったんだろうな、と思えますが、当時はとても悩んでいたものです。
ママさんの中にも、日中ずっとお子さんと一緒で、外に出られない時期が続くことで気分が晴れない方もいると思いますが、大丈夫、みんなおんなじです!
子供が小さい頃はあっという間に終わります。
お子さんと一緒に雨の日を楽しめるよう、気分を変えるような『おもしろ絵本』に触れてみるのはいかがでしょうか♪
親子のコミュニケーションもかねて、退屈が少しでも吹き飛ぶようなオススメの絵本、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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どうせなら「おでかけ」気分で♪
はじめてめいろであそぶっく(カースティン ロブソン 他 著)
2016年に発売された、こちらの「めいろであそぶっく」は、「めちゃめちゃあそぶっく」シリーズの中の1冊です。
イラストがカラフルでとってもかわいらしく、海外の方の作品ではありますが、カートゥーンアニメのような感じでお子さんの目を惹くと思います。
大きな木や、サーキット、ジェットコースターなど、さまざまな場所に作られた迷路を進みながら、ページごとに書かれているアイテムを探していきます。
ピクニックや海、『うちゅうのたび』というモチーフのページは「おでかけ感」を味わうことができますし、飛行場や工事現場など、男の子が好きそうなページも!
女の子はきっと「フローラのおにわ」や「やさいをおとどけ」というページに釘付けになりそうだな、と筆者は感じました♪
筆者は息子とめいろで遊んだあと、イラストの細かい部分を見ながら「こんなところにワンワンがいるね」とか「ウォータースライダー楽しそうだね」など、親子の会話を楽しんだ思い出があります。
絵本の最後のページには、めいろの「こたえ」を記したイラストも載っていますので、ひとつひとつお子さんと確認しながら「当たったね!」と褒めてあげると、きっと喜んでくれるはずですよ。
「わくわく、どきどき」地下をめぐる冒険
ちか100かいだてのいえ(いわいとしお 著)
「100かいだてのいえ」でおなじみの「いわいとしお」さんが手がけた、シリーズ第二弾。
こちらの「ちか」の絵本では、クウちゃんというおんなのこが、ある動物さんに誘われて、火山のふもとにある「おうち」へ遊びに行くところから始まります。
まず出会った住人は「うさぎさん」たちで、この家では10階ごとにちがう動物が住んでいることを教えてくれました。
次に住んでいたのは「アライグマさん」、その下には「セミの幼虫さん」、さらに「ダンゴムシさん」──とそれぞれ個性豊かな住人たちと交流をしながら、クウちゃんは下へ下へ、と降りていきます。
60階フロアには「ハリネズミ」さん、そしてなんと70階スペースには「きょうりゅうさん?!」、と思ったら、トカゲさんが住んでいる、というおちゃめなページも♪
最後にクウちゃんを待っていたのは、ある動物で…ここから先はぜひ、作品を実際に手に取られて続きを確かめてみてくださいね。
いわいとしおさんの「100かいだてのいえ」に共通しているのは、それぞれ異なった動物や虫たちが楽しく仲良く暮らしている姿が見られるところ。
各階に住んでいる彼らの愉快な生活をのぞき見しながら、細かいところに描かれたアイテムやキャラクターの、ユニークでかわいらしい動きを観察してみるのもいいですね。
お子さんと一緒にストーリーを読み進めながら、部屋の中にあるものについてお話しするのも楽しいですし、読み終わった後でも何度もリピートしたくなる、「クセになる」感じを持っている絵本だと筆者は感じています。
筆者の家では、小さいサイズの「ミニ版」のボードブックを愛用しています。
ハードタイプの絵本で、持ち運びにも便利ですので、こちらもオススメですよ♪
可愛いキャラクターを探してみよう!
ツムツムをさがせ!(ちゃいこ 著)
2017年にKADOKAWAから発売されたこちらの絵本は、ウォルト・ディズニー・ジャパン監修の「さがし絵本」です。
この本の著者は「ちゃいこ」さん、ゲームセンター向けのプライズ商品「Qposket」のデザイン画などを手がけているイラストレーターです。
筆者の息子が幼い頃、なにかいい絵本はないかと書店を訪ねた際、鮮やかなピンク色の表紙に一目惚れして買った一冊でした。
「ツムツム」はゲームでもおなじみの、ディズニーキャラクターの「おまんじゅう」のようなちいさなぬいぐるみ。
この絵本の中にはその「ツムツム」がたくさん出てきて、水彩画のような柔らかなタッチの可愛いイラストで、なんとも動きのあるコミカルな感じに描かれています。
カラフルなペンキでお絵かきしたり、甘くて美味しそうなお菓子作りをわいわい楽しんだり、はたまた色んなネタの「おすし」になってカーレースで競ったり!
プリンセスたちが楽しそうにパーティーをしているお花畑のページもあって、特に女の子ゴコロをくすぐりそうです♪
ページが進んでいくごとに難易度がどんどんアップしていき、最後の方になるとページの細かいところに隠れたキャラクターも。
それぞれのキャラ独特の動きや、小物なども丁寧に描かれていて、本来の「さがせ」の問題をクリアした後も、長く楽しめる絵本になっています。
表紙をめくったところには、出てくるキャラクターの一覧もあります(数えてみたところ、204種類も描かれているようです!)。
また、裏表紙にはおまけのページがあり、ぬりえや、さらなる「もんだい」が出されていて、一度読み終わった後もまたチャレンジできる作りとなっています。
筆者の息子は大きくなってもこの絵本をよく読んでいて、この本のおかげか、ディズニーキャラクターにも興味を持つようになりました。
まるで親子で「ディズニーランド」に行ったような気分になれる、そんな楽しい一冊です♪
「子供連れで家族でおでかけ!」と言う時に、まっさきに頭に浮かぶのが動物園や水族館。 生き物にふれることは知育の面でもよいとされています。 子供も喜びますから、「積極的に連れて行きたい」というママパパも多いのではないのでしょうか。[…]
まとめ
今回は、雨の日に読みたい「親子で楽しめる絵本」をご紹介しました。
じとじとジメジメして、退屈を持て余しがちな時間を、親子で楽しめるコミュニケーションタイムに変えてみませんか?
次に雨が降るのが楽しみになるかもしれない絵本、ぜひ取り入れてみてくださいね♪
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