子供に自我が芽生えると、好き嫌いが出てきて、苦手なものは食べなくなってしまいます。
野菜が嫌いな子供は多いですが、栄養満点なので健康のためにも食べて欲しいですよね.
なぜ?子供は野菜が苦手で、どうやったら克服できるかを、筆者の体験談とともに紹介したいと思います。
目次
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子供はなぜ野菜が嫌い?
子供の好き嫌いって気になりますよね。
私も娘が野菜を食べてくれなくなったときは悩みました。
苦かったり酸っぱかったりする野菜が苦手な子供は多いもの。
なぜなら、人間は本能的に「苦味=毒」「酸味=腐っている」と感じるからです。
大人が苦味や酸味を美味しいと思えるのは、食の経験を積み、その食べ物が安全ということが分かっているためです。
子供が野菜を嫌がるのは自然なことですが、食物繊維やビタミンが豊富な野菜を健康のためにも食べて欲しいと思うのが親心です。
せっかく作っても食べてくれない
娘が野菜を嫌がるようになったのは一歳を過ぎて自我が発達し始めた頃です。
それまではすりつぶした野菜をお粥に混ぜたら食べてくれていたのですが、段々と気分によって食べない日が増え、とうとう野菜が入っていると分かると口を開けてくれなくなりました。
もともと頑固な娘は嫌だと思うと絶対に応じてくれません。
「あーんして」と言っても口を開けてくれないと、無理やりにでもこじ開け野菜を突っ込みたくなりました。
せっかく細かく刻んでトロトロになるまで煮た野菜を「イヤ!」とテーブルから落とされぶちまけられると本当にイライラしました。
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食事の基本は楽しく食べること!
悩んだ私は普段から定期的に通っていた子育て支援センターのスタッフに相談しました。
すると返ってきたのは意外な答えでした。
「お母さんはきっと食べさせようと思いすぎて鬼のような形相になってると思うの。食事の基本は楽しく食べられることよ。まずは楽しい雰囲気作りをしなくちゃ。食べられない野菜があったって死にはしないわよ!」 と、アドバイスされたのです。
筆者はてっきり「好き嫌いは良くないから、工夫して食べさせなくちゃ!」と言われると思っていました。
肩の荷がおりた私は、無理やり野菜を食べさせようとすることを辞めました。
それまではお腹が空いているうちに何とか食べさせようと思い、野菜から口に運んでいましたが、野菜は食べてもらえればラッキーぐらいな気持ちになった私は、好物のおかゆやお肉から娘が指をさす順に与えるようになったのです。
すると、娘はご機嫌に食事をするようになりました。
そして気分が乗れば野菜も口に入れてくれるようになったのです。
それまで頑なに野菜の時は口を開けず癇癪を起こしていたのは食べたい順が違ったからかもしれません。
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苦手なものを楽しく食べてもらうことにできること
苦手なものを少しでも楽しく、おいしく食べてもらうためには以下のような工夫ができます。
どの方法がお子さんに合うか色々試してみてください。
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①とにかく褒める
一口でも食べれたり、飲み込めなくても口に入れられたら大げさに褒めてあげましょう。
②全部食べなくてもOKと伝える
「一口味見してみて。無理なら全部食べなくてもいいよ」と伝えてあげれば、子どものハードルも下がります。食わず嫌いのとき、特に効果的です。
③食事の準備を手伝ってもらう
自分で切ったり混ぜたりした料理には愛情が生まれます。
④盛り付けを工夫する
野菜をクッキー型でかわいい形にしたり可愛いピックに刺したりするだけでテンションはあがります。
⑤食べられたらご褒美でデザートをあげる
言葉が理解できる子には効果覿面です。
⑥好きな味付けや食感にしてあげる
好きな食べ物、嫌いな食べ物から子供の好き嫌いの傾向を見抜いてみてください。娘はベチャっとした食感が苦手だったようで、野菜を柔らかく煮ることは逆効果でした。
⑦友達と一緒に食べる機会を作る
同年代の子が食べているのを見ると苦手なものでも食べてみる気になります。
⑧遊びを取り入れて食べさせる
「どっちがたくさん食べられるか競争」というと案外のってきてくれます。
⑨間食を控える
オヤツを食べすぎるとご飯を食べる意欲が低下してしまいます。
⑩親が美味しく食べている姿を見せる
食べないからといって、食卓に出さなくなると克服する機会を失ってしまいます。
まとめ
子供の好き嫌いは、焦らず長い目でみて改善していくのが良いようです。
無理やり食べさせるのではなく、その食材を美味しく食べてもらえるような工夫を親がし続けていれば、少しずつ食べられる食材の種類が増えていきます。
3歳半になった筆者の娘も、ナスとネギ以外はだいたい克服できました。
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