少しずつお話が理解できるようになり、さまざまな絵本を楽しめるようになってくる4歳、5歳、6歳児。
この時期にたくさん絵本を読んであげ、小学校にあがったら、自分でも進んで本を読めるようになって欲しいもの。
「絵本を読みたい!絵本が好き!」という気持ちを育てる、親子で読んで笑えるユーモア絵本を5冊紹介したいと思います!
目次
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読んで、笑って、絵本好きになろう!!
年少さんぐらいになると語彙がますます増え、お話しが理解できるようになります。
絵本を読んであげる際も、それまでは絵を見ることが中心でしたが、絵本の物語を楽しめるようになってきます。
物語の展開や、言葉遊びを面白いと感じるようになる4歳、5歳、6歳にたくさん絵本を読んであげましょう。
この時期に絵本に慣れ親しみ、読書は楽しいと思ってもらえれば、小学生になってから、自分で本を読む子に育つでしょう!
我が家も絵本の読み聞かせは「子供の心と脳の発達に良いはず!」と信じて、毎晩、寝る前に絵本を読むようにしています。
おかげで4歳の娘は絵本が大好き。 本屋で購入するだけではなく、図書館にも頻繁に出向き、毎月20冊は新しい本を読んできました。
題名で選んだり、絵で選んだり、口コミで選んだり、娘の直感で選ばせたりと今まで様々なジャンルの絵本を読んできました。
今回は娘が特に好きな、読むたびに爆笑するユーモア絵本を5冊紹介したいと思います。
心温まるとか道徳を教えてくれるといったことは一切ない、ただただ読んでいて面白い絵本です。
読んでいる大人もその展開に驚かされ笑ってしまうでしょう!
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すーべりだい 鈴木のりたけ(作/絵)
あらすじ
「しごとば」シリーズや、『ぼくのトイレ』などで人気の鈴木のりたけがおくる、小さい子から楽しめることばあそび絵本。 公園のすべりだいが、変な形になっちゃった! す――――べりだいに、すべりだい―――――に、するするべりべりだい~ん! すべりパイや、なが~いすべりだい、さらには、空からすべりだいがふってきて……? こんなすべりだい、あったらいいな! 声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。読み聞かせにぴったりの一冊です。
ストーリーは全くなく、「すーーべりだい」とか「すべりだいーー」など、色んな形のすべりだいが次々と出てきます。
すべりだいの形に併せて、声の高さを変えたり伸ばしてみたりと、色々な読み方ができ、読んでいる親もとっても気持ちがいいのです!!
字が少なく、声に出して楽しいので、お子さんも喜んで一人で読むようになるでしょう。 同じシリーズには「ぶららんこ」と「すなばばば」があります。
ぼくのトイレ 鈴木のりたけ(作/絵)
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あらすじ
パンツをぬいでまたいだら、えいやとふんばりさあトイレ。でも、毎日同じトイレじゃつまらない。それなら、こんなトイレはどうだろう? 大人気『ぼくのおふろ』に続くシリーズ第2弾。緻密なイラストでさまざまな絵探しも楽しめる!
子供ってちょっとした下ネタが大好きですよね。トイレとかおしりとかうんちとか。 この絵本は娘がジャケ買いした絵本です。
色んな形のふざけたトイレが出てきます。絵が細かく、面白いので大人が見ていても飽きません。
「〇〇ちゃんはどのトイレに行ってみたい?このトイレに行ったらどうなるかな?」など親子で話しが弾むこと間違い無し!
鈴木のりたけさんの絵本はふざけていたり、ちょっと下ネタだったりと子供が大好きな要素がいっぱい!
「身近なものがあり得ない形をしている」といった想像力を豊かにしてくれる絵本をたくさん描かれています。
コんガらガっちあっち↗︎こっち↘︎すすめ!の本 ユーフラテス(著)
あらすじ
この絵本は、分岐した道をえらんで読み進めていくしくみの本です。「今日はこっちの道に行ってみようかな?」とその日の気分によって好きな道を進んでみてください。絵本を開く度に、素敵な発見を得られるはずです。「いぐら」のかわいらしいドタバタ劇にも大注目です!
主人公は「コんガらガっち劇場」でお馴染みのいぐらです。
絵本を読んでいるというよりは、ゲームをしているような感覚になります。
迷路のように指で辿りながら進んでいくのですが、選ぶ道によって少しずつストーリーが変わっていきます。
なので、何通りもの読み方ができ子供が飽きません。絵本は右から左へと一枚ずつページめくって読み進むという概念すら覆されます。
さすがはピタゴラスイッチのスタッフが考えた絵本!楽しいしかけがたくさんです!
既に5冊出ていますが、筆者は第二作目となる「コんガらガっちあっち↗︎こっち↘︎すすめ!の本」が好きです。
迷路・しりとり・すごろくと盛りだくさんな内容になっています。
しりとりのページ
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すごろくのページ
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うどんのうーやん 岡田よしたか(作)
あらすじ
人手がたりないうどん屋さん。うどんのうーやんは、自分で出前にでかけます。道を走っていると、からからのメザシやふにゃふにゃの絹ごしどうふと出会います。やさしくてふとっぱらなうーやんは、どんどん自分のどんぶりに乗っけて、川をわたり山をこえ…… さて、無事に出前を届けることはできるのでしょうか!?
「ようちえん絵本大賞」を受賞している人気絵本です。
うどんのうーやんはコテコテの関西弁を話します。
筆者は関西人じゃないので上手に読んであげられないのが悔しい! 「このシュールな面白さは子供に伝わるのかな?」と思って読み聞かせましたが、予想以上に分かるみたいです。
特に「山です」「のぼるしかないやろ」「川です」「わたるしかないやろ」のくだりを気に入り、一緒に掛け合いをしていました。
ぶたのたね 佐々木マキ(著)
あらすじ
足の遅いおおかみが、どうしてもぶたをつかまえたくて、きつね博士から「ぶたのたね」を手に入れます。
せっせと水をあげると、みるみるうちに「たね」は育ち、ぶたは見事にたわわに実ります。
ところが!その時、ぞうのマラソンの一群がやってきて・・・。
28年前に発売された絵本なので、小さいころ読んだママもいるのでは?
なんとかブタを食べたいオオカミくんが「ぶたのたね」を植えて育てます。
豚の種から芽が出て、木になって実(豚)がなります。
色んな表情の豚が鈴なりに木になっている様子が笑えます。
踏んだり蹴ったりのオオカミくんが憎めないキャラです。
おとぼけの絵がかわいいですよね。
「またぶたのたね」「またまたぶたのたね」も併せて読んでみてください!
まとめ
4歳以上向けの絵本には本当に面白いものがあります。
もっと小さな子向けの絵本は読んでいて「かわいいな」とか「絵が綺麗だな」と思うことはありましたが、正直、ストーリーに魅せられるということはありませんでした。
でも、今では親子でストーリーを楽しめるようになり、初めての絵本は娘と同様にワクワクしながら読んでいます。
ぜひ親子で「本当に面白い!」と思える絵本を探してみてください!!