2018年10月3日 更新

流行中の風疹は子供だけじゃない大人も注意!症状や予防対策について知っておこう

風疹の患者数は、去年の同じ時期と比べて5倍以上となっており、近年稀に見る大流行となっています。国としても、対策として「予防接種を受けるように」と発表しています。風疹の症状や予防方法・予防接種の年齢などについてまとめてみました。

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風疹ってどんな病気?

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風疹(ふうしん)とはウイルスが原因の感染症で、症状として発疹が出ることから、急性熱性発疹性感染症に分類されています。

国内では「三日はしか」とも呼ばれており、感染者の咳やくしゃみなどからの飛沫感染が主な感染拡大のルートであると考えられています。

国内では昔からある病気の一種で、5年~9年ごとに大流行が起こっていました。しかし、この風疹に対する予防接種が幼児の必須項目に含まれてからというもの、爆発的な大流行は起こっていません。

微熱・倦怠感・咳・鼻水といった風邪に似た症状が出ます。一般的な風邪の症状と決定的に違う点としては、全身に赤く小さな発疹(ブツブツとしたできもの)が出る・目の充血などが起こります。

効果的な薬などが開発されていないため、現在出ている症状に対しての対処療法しか行うことができません。学校や幼稚園・保育園などでは、医師が完治したと判断するまでの間は出席停止とする場所も多いです。

風疹の症状は…

感染から14〜21日(平均16〜18 日)の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節腫脹(ことに耳介後部、後頭部、頚部)が出現するが、発熱は風疹患者の約半数にみられる程度である。

多くの場合、発疹は淡紅色で、小さく、皮膚面よりやや隆起しており、全身に広がるにはさらに数日間を要することがある。通常色素沈着や落屑はみられないが、発疹が強度の場合にはこれらを伴うこともある。

リンパ節は発疹の出現する数日前より腫れはじめ、3〜6週間位持続する。カタル症状、眼球結膜の充血を伴うが、これも麻疹に比して軽症である。

ウイルスの排泄期間は発疹出現の前後約1週間とされているが、解熱すると排泄されるウイルス量は激減し、急速に感染力は消失する。

出典:国立感染症研究所

注意が必要なのは、子供?大人?

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幼児に対して風疹の予防接種が必須項目となったことから、国内の感染者のほとんどが成人であるといわれています。

患者の8割以上を20代~40代が占めています。これは、この年代の人が風疹の予防接種を受けていないことが原因であると考えられています。

平成2年以降に生まれた人は予防接種を受けている可能性が高いですが、それ以前に生まれている場合、自主的に予防接種を行っていない限り十分な免疫を持っていないのです。

2018年9月現在、関東を中心に風疹の患者数は増え続けています。風疹というと子供の病気のようなイメージがありますが、パパ・ママの方が予防接種を受けていない可能性が高いので、注意するべきなのです。

風疹は子供が感染しても、一般的な風邪と区別がつかないほどの軽い症状で済むことが多いのですが(発疹は出ます)、大人になってから感染すると症状が重く長引きやすく、他の合併症を発症するなどのリスクが高まります。
風しんの感染予防の普及・啓発事業|厚生労働省 (106774)

平成2年以降に生まれた人であれば予防接種を受けているため、風疹への感染を心配するべきは「子供よりもパパ・ママ」と記載しましたが、特に注意が必要なのは『妊婦さん・これから妊娠を希望している方』です!

妊娠している女性が風疹に感染すると、お腹の中の赤ちゃんも風疹に感染してしまい『先天性風しん症候群』や『新生児風疹』という病気を持って生まれてきてしまう可能性が非常に高いのです。

先天性風しん症候群の症状としては、心奇形・耳が聞こえない・目に白い濁りが出る・骨の発達障害・精神発達の遅れ・脳性麻痺といったものが挙げられます。

また、妊婦さん自身も重症化して脳炎などを発症するリスクが高く、流産・早産の原因ともなると考えられています。

このように、妊婦さんにとって風疹は『絶対に避けたい病気』です。そのため、妊婦さん自身だけでなく同居家族の皆がかからないように予防策をこうじていくことが大切なのです。

一番の予防は、やはり予防接種!

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先ほど解説したように、風疹は飛沫感染が主な感染拡大ルートです。飛沫感染とは、感染者の体液を介して感染が拡大していくことです。

例えば、口を手で抑えて咳やくしゃみをして、その手で触った場所にはウイルスが付着しています。咳やくしゃみによって飛んだ唾液などを吸いこんでしまうことも感染の原因となります。

そのため、多くの人が行きかう場所に不用意に行かないこと・マスクの着用・こまめな手洗いうがいなどは予防として効果を発揮します。

とはいっても、一番の予防方法は『ワクチンの摂取(予防接種)』です。内科にて予防接種を受けることができます。

過去に受けたことがあり、体内ですでに風疹に対する抗体が作られている可能性もありますので、まずは内科や産婦人科にて風疹の抗体検査を行い、必要に応じて予防接種を受けるようにするよ良いでしょう。

感染症の最新情報は、ここでチェック!

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厚生労働省では、感染症発生動向調査の最新情報を国立感染症研究所のホームページで確認することを推奨しています。

この国立感染症研究所のホームページでは、今回のテーマである風疹に関する情報はもちろんですが、国内で感染が認められている様々な病気についての多くの情報を掲載しています。

これから冬に向けて、多くの病気が流行することが考えられます。国立感染症研究所のホームページは非常にためになるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

風疹は、抗体を持たない大人と、妊婦・胎児にとってとても危険な病気です。現在は、関東を中心に流行している風疹ですが、今後全国に感染が拡大していくことが考えられます。

自分だけでなく、家族・これから生まれてくる新しい命を守るためにも、これから妊娠を考えている方・周りに妊婦さんや妊娠を希望している家族がいるという方は、すぐにでも予防接種を受けることをお勧めします。
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