貯金が少ない…と焦っている人は多いものの、希望通りに貯蓄して行けないのが現状です。
貯めていくために一番確実な方法は「給与天引き」ですが、生活費の中から貯めていくにはどのようにしたら良いのでしょうか。
目次
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なかなか貯まらない
貯金が少ない…と焦っている人は多いものの、希望通りに貯蓄して行けないのが現状です。
総務省の「家計調査報告(貯蓄・負債編)(2017年)」によると、2人以上世帯の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は1812万円で、
家庭数を加味した中央値は1074万円(前年1064万円)でした。
このような金額を見て、うらやましいと感じたり、そんなに貯まっていないと感じたり、様々だと思います。
しかし、世帯別の貯蓄額の分布を見ると、平均の金額を下回る世帯が約3分の2を占めていて、低い貯蓄額の家庭がいかに多いかが分かります。
via www.stat.go.jp
貯蓄現在高が平均値(1812万円)を下回る世帯が約3分の2を占める 二人以上の世帯について貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると,貯蓄現在高の平均値(1812万円)を下回る世帯が67.0%(前年67.7%)と約3分の2を占めており,貯蓄現在高の低い階級に偏った分布となっている。
貯めていく王道は「給与天引き」だけれど
貯めていくために一番確実な方法は「給与天引き」でしょう。
お給料の先取り貯金をして、残りの金額でやりくりすることになるため、自然と節約意識が出来上がります。
天引きされていれば、その金額分は100%貯金できることになりますが、毎月の天引き額を大きくし過ぎると、もしもの時に手元のお金が足りなくなってしまいます。
そのため、天引きは無理のない範囲で金額を設定しておきましょう。
生活費の中から貯めるには
無理のない金額で天引きをして、一定金額は貯金できますが、その金額だけでは1年間経っても〇万円…と思ってしまいます。
生活費の中から貯めていくにはどのようにしたら良いのでしょうか。
1000円で貯金用口座を作る
まずは1000円を用意して、貯金用口座を作りましょう。
最初から「月に5000円」と思っているとなかなか貯められないものです。
通帳の1行目に口座開設時の「1000円」が表示されるようにして、同じように1000円を並べるように入金していきます。
5000円は難しくても、1000円が貯まったら入金するようにしてみましょう。
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500円貯金
1000円の入金を支えるのが硬貨貯金です。お財布に500円玉や100円玉があったら集めておき、1000円になった時点で通帳に入金してしまいます。
貯金箱に入れておくと、必要になった時につい使ってしまったり、家族が使ってしまう可能性もあります。
地道に小銭をATMに入金することがコツとなります。
繰り返しているとだんだんと貯金体質化していく
貯金を繰り返していると、だんだんと自然に貯金できるようになってきます。
お金が貯まり始めると軌道に乗っていくのです。 人間心理とは面白いことに、通帳を見ると残高が増えていきますので、もっと貯金したい気持ちになってきます。
楽しくなってきたら家計簿を付けたり、減らせるところを考えてみましょう。
減らせる出費は意外に多い
減らせる項目にはどのようなものがあるでしょうか。
お風呂の残り湯を洗濯に使って節約していくより、お金を出さないのが一番の節約になります。
雑誌
いつも楽しみにしている付録つき雑誌は、品質面との兼ね合いを考えましょう。
この商品が数百円、というのは確かに安いかもしれませんが、今、必要なものでしょうか。
百円ショップ
100円と言っても、いつも購入していると積もり積もって千円単位になっていきます。
便利な収納方法・神ワザを見かけると欲しくなってしまうなら、いつも見ているサイトを巡回しないように習慣を変えてみたり、物を減らして収納用品が不要な品数にしてみるなど、工夫してみましょう。
子どもの問題集を通販で購入する
お子さんの勉強用の問題集も、良さそうな分厚い冊子を通販で購入するよりも、本屋さんに行って内容を確認してみましょう。
薄手のドリルの方がお子さんも取り組みやすい可能性もあります。
「貯め気」を持続するコツは?
毎月貯めるのは難しいものですが、お金を借りて返済するのは大変なことです。
将来、お子さんの大学進学の際に「奨学金」を利用することになった時、無利子の貸し付けを利用できたとしても、借入金そのものの金額が大きく、返済に追われる生活になってしまいます。
大学に入ると学用品の購入や生活費で以外に必要になってきます。できるだけ借入金を少なくしていくことが重要なのです。
もし、大学の授業料も無償化になる世の中に変わったら、貯めていたお金は自動車免許の取得費用や車の購入資金、自動車保険の保険料に使うこともできます。
就職活動には交通費もかかりますし、就職の際には転居が必要になることもあります。
貯める気持ちを持ち続けるコツは、将来の子どもの姿を想像することにあるのではないでしょうか。
まとめ
お子さんが小さい時期は育児用品の購入にお金を使いがちですが、今、節約していくことは必ず将来のためになります。
地道に貯めていくことは、格好悪い事ではありません。まずは少額から、毎月継続して貯めていきましょう。
無理のない範囲で貯金体質になることが大切ですね。
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