「自己肯定感って何?」
「子どもにとって自己肯定感が高いとどんなメリットがあるの?」
『自己肯定感』という言葉は知っていても、具体的に詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、自己肯定感とは何か、自己肯定感が高いとどのようなメリットがあるかについてお伝えします。
自己肯定感とは何?
自己肯定感とは、言葉の通り「自分を肯定する感覚」のことです。
- 自分には存在する価値がある
- 自分に満足できている
より解りやすい言葉で表現するなら、「ありのままの自分を受け入れる感覚」ともいえるでしょう。
もちろん成長する過程で現実に直面し、ありのままの自分を否定してしまう可能性は誰にもあります。
ただ、幼児期に自己肯定感を身に付けた子どもは、大人になっても自分を追い詰め過ぎずにすむ可能性が高くなります。
障害にぶつかった時に心身のバランスを保てるのは、とても素晴らしいことです。
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自己肯定感が高い子どもの特徴とメリット
自己肯定感が高いとどのようなメリットがあるのか、気になりますよね。
高い自己肯定感を持った子どもは社会に出ても成功しやすいと言われています。
ここからは、自己肯定感の高い子どもの特徴と可能性をご紹介します。
失敗を恐れない
失敗に対する恐怖心は、大人にだってあります。
でも自己肯定感が高い子どもは、基本的に失敗をそれほど恐れません。
失敗しても「また頑張ればいい」と前向きに考えることができるので、結果的に成功しやすくなります。
主体性がある
今の自分自身に満足しているので、自分に苦手なことがあったとしても「自分はダメだ」と思うことはありません。
「〇〇ができないから、自分はダメな子」ではなく、
「〇〇ができなくても、別にダメな子じゃない」と自然に考えます。
自分に対してだけでなく、友だちに対しても長所を見ることができるので、誰とでも仲良くできるでしょう。
自分に自信がある
物事を肯定的にとらえるため、考え方が前向きな子が多いのも特徴です。
また、自分の考えに自信があるので、友達の意見に振り回されることなく堂々と行動することができます。
他人の意見を尊重し認める
自己肯定感の高い子どもは、自分が他人より劣っているという考えにとらわれないので、友だちの意見を素直に受け入れます。
友達のこともありのままに認めることができ、良い友人関係が築けます。
良い友人関係は良い成果(作品、成績など)に結びつき、望ましい循環が生まれます。
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自己肯定感の高め方
では、どうすれば自己肯定感の高い子どもが育つのでしょうか?
それは幼児期からの親の接し方で決まります。
やるべきことはただひとつ、子どもの全てを受け入れるだけ。
何かができないから「ダメ」なのではありません。
失敗してもそこから学べばいいので、叱る必要もありません。
命の危険がある、友だちを傷つけたなどは別ですが、それ以外は子どもの行動や考えを受け入れてあげましょう。
その様な親の対応が、子どもの自己肯定感を高めていきます。
逆を言えば、できないことを強調してプレッシャーをかけるのはやめましょう。
子どもとその友達を比較したり、友達を否定することも逆効果です。
「自分と誰かと比べる」ことの常態化は、ありのままの自分の否定につながるリスクを高めます。
まとめ
自己肯定感は子どもにとって、成長していくうえで大切な感情です。
子どもに「大好きだよ」と伝えるだけでも、子どもの自己肯定感は高まります。
ぜひ自己肯定感が高まる接し方を心がけてあげてください。
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