赤ちゃんに日焼け止めはいつから使っていい?
とても敏感でデリケートな赤ちゃんの肌。
日焼け止めは、生後3ヶ月をすぎるまでは極力使わない方がベターです。
しかし、赤ちゃんが紫外線から受けるダメージは、やけどと同じくらいとも言われています。
肌のバリア機能がまだ弱い赤ちゃんの紫外線対策は、避けては通れないものとなります。
そこで、始めは薄手のブランケットやシェードで日除けしてあげる程度をおすすめします。
紫外線のピークである12時〜15時ごろに20分以上外出する際に限り、日焼け止めを使ってみましょう。
日焼け止めを選ぶ時の注意点
成分をチェック
赤ちゃんの肌はとても繊細なので、『ノンケミカル』のもので、さらに他の化学成分が入っていないものを選びましょう。
ノンケミカルとは、紫外線吸収剤という化学成分を配合していないということです。
化学成分と言っても、なんだかよくわからない…と思う方は、「オーガニックタイプのものを選ぶ」と覚えておくといいでしょう。
SPF・PAの値をチェック
日焼け止めを見ると必ずと言っていいほど記載があるSPFとP A。
- SPF:肌表面が黒くなるのを防ぐ効果を示す数値
- PA:肌の奥深くまで入り込む紫外線を防ぐ効果を示す数値
を表します。
一般的に数値が高いと日焼け止め効果があると言われていますが、数値の高いものは紫外線吸収剤など、肌に負担な成分がたくさん入っていることも表します。
大人の肌の3分の1ほどの薄さしかないデリケートな赤ちゃん肌には、数値が高いものはとてもダメージを与えてしまいます。
強いものを1回塗るよりは、肌に優しいものを塗り直すという使い方が、肌への負担が軽くなります。
SPF20、PA++くらいが目安でしょう。
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お湯で落とせるものがベスト
日焼け止めは良い成分を肌に与えるというよりは、外からの刺激から守るといった使い方になるので、当然しっかり落とすことが大事になります。
そのため、お湯や石鹸で簡単に落ちるものを選び、肌トラブルの原因にならないようにしましょう。
できれば、日焼け止めを落とす際はガーゼなどで優しく拭き取るようにしてあげると、しっかり落とせると思います。
日焼け止めを落としたら、保湿も忘れずにしてください。
SPF・PAとは
先述でも簡単に説明しましたが、SPFとPAのより詳細な情報をご説明します。
赤ちゃんだけでなく大人も知っておくと、正しい紫外線ケアの参考になりますよ。
SPFは紫外線B派
先述では表面の黒化に影響すると言いましたが、紫外線B派は肌に炎症をおこし、メラニンを増やしてシミ、そばかすの原因を作ります。
4月〜夏にかけて増える紫外線ですので、曇りの日でも対策が必要です。
よく言う『日焼け』は、この紫外線B派の影響を指しています。
PAは紫外線A派
紫外線A派は、波長が長く、肌の奥の真皮層まで影響を及ぼし、しわやたるみの原因に繋がります。
肌が黒く焼けるというよりは、肌の内側からじわじわとダメージを与えている紫外線で、日の光の強さとは裏腹に年間を通じて対策が必要になっていきます。
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まとめ
温暖化現象の影響で、紫外線の強さが年々増しています。
紫外線対策は、赤ちゃんも大人も気をつけなければなりません。
しかし、デメリットがよく挙げられている紫外線ですが、適度な日光(紫外線)は自律神経を整え、心のケアにも繋がります。
赤ちゃんの紫外線対策はあまり神経質になりすぎず、日焼け止めを選ぶ基準や塗るタイミングなど、最低限の注意を払っておきましょう。
可愛い我が子とのお出かけを、どうぞ楽しんでくださいね!
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