子どもにご褒美をあげるのはNG?心理学における『強化』と『罰』の考え方

子どもにご褒美をあげるのはNG?心理学における『強化』と『罰』の考え方

みなさんが子どもの頃、何か頑張った時に、ご褒美をもらったことはありますか?

ご褒美だけではなく、何か悪いことをして、罰を与えられたこともあるかもしれません。

この記事では、心理学的に「ご褒美をあげること」「罰を与えること」が何を意味するかを、解説していきたいと思います。

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心理学における「強化と罰」「正と負」

甘やかすと甘えさせるの違い_1

心理学の用語には「強化」と「罰」というものがあります。

教育の場でも応用できる用語(知識)ですので、覚えていただくといいでしょう。

■「強化」

心理学で言う「強化」とは、特定の行動の頻度を増加させるということです。

■「罰」

「強化」とは反対に、特定の行動頻度を減少させることを指します。

また、特定の行動がでてくることによって行動の頻度が変わる場合を「正」、特定の行動が消えることによって行動の頻度が変わる場合を「負」といいます。

少し専門的でそのままではわかりにくいため、日常生活に当てはめてみましょう。

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日常生活に当てはめると?

強化と罰_1

「強化」と「罰」、「正」と「負」は、その組み合わせで考えてください。

「強化」における「正」と「負」

「強化」は望ましい行動の頻度を上げる行為ですが、やり方によって2種類に分かれます。

■「正の強化

望ましいとされる行動に対して、本人が嬉しいと思うものを与えるということ。

例えば、子どもが自主的に宿題を終わらせることができた時に、ご褒美にお菓子を与えるようなことをいいます。

「 負の強化」

望ましいとされる行動に対して、本人にとって嫌なことを免除するようなことです。

テストで100点を取ることができたため、「今日はお風呂掃除をしなくていいよ」と言ってあげるような場合が、これに当てはまります。

「罰」における「正」と「負」

良くない行動の頻度を下げる「罰」においても、やはりやり方により2種類があります。

■「 正の罰」

よくない行動に対して、本人が嫌だと思うことを与えるということです。

お手伝いをしなかったので叱るようなことをいいます。

■「負の罰」

よくない行動に対して、本人が好きなものや嬉しいことを取り上げるようなことをいいます。

例えば、きょうだいで喧嘩ばかりしているので、「今日のおやつはなし!」にするといったようなことです。

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「強化」と「罰」、どっちがいい?

アドラー心理学に学ぶ子育ての目標_1

日常生活の例をもとに当てはめてみましたが、皆さんは子どもの教育にあたって、どの方法が効果的だと思いますか?

もちろん状況によって、また本人の性格によっても、4つの手段の効果は微妙に異なるでしょう。

しかし近年は、本人にとって嫌なことを与えたり、苦しい思いをさせるようなことは避けるべきだと言われています。

分かりやすく言うと、「罰」を避けることが推奨されているのです。

これには「罰の副作用」と言われる理由が存在します。

罰の副作用とは

子育てでイライラしたときの対処法‗1

「罰」を与えることにより、適切な他の行動まで妨げたり、回避することが増えてしまうと言われています。

悪いことをしたと過度に恐れ、それにつながりそうなことを、全くしなくなるようなことです。

これ以外にも、言葉遣いが荒れるなど、攻撃性が高くなったり、「罰を与える」という行為自体を覚えてしまうことがあります。

「罰」を覚えた子どもが、周囲の子どもに同じ行動を取るとしたら、非常に危険ですよね。

最も避けるべき「体罰」も、幼少期にそれを受け続けた人が、成長して我が子に繰り返すことは、近年よく知られるようになりました。

まとめ

「罰」に副作用があることを考えると、「強化」として褒めることが重要であると言えますね。

褒めるという行為は、本人の頑張りを肯定的に評価することで、悪いことではありません。

褒める際のご褒美には様々な意見がありますが、本人の行動がより良いものになる可能性も、心理学では言われています。

子どもが頑張った時には、適度にご褒美をあげることが効果的ではないでしょうか。

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