終わらない夜泣き対応…メンタルを追い込まれる前にできる「心のリセット法」

育児を行う上で最もハードなタスクの一つ、それが「夜泣き」。

日中の仕事や育児で疲れているのに、夜も眠れず。

友達に聞けば、「うちは全然夜泣きしないよ」などと言われ、「何でうちだけ…」と思ったりも。

深夜に泣き止まない子供を抱っこして孤独感に苛まれると、なんだか精神がすり減っていく気がしますよね。

この記事では、3人の育児で夜泣きの大変さを骨の髄まで経験したパパライターが、疲れ果てた精神をリセットする方法をお教えします。

字幕・消音でTVを見る

いきなり身もふたもない事を言いますね。

夜泣きが続く場合、はっきり言って子供のことをずっと見ている必要はありません。

どうせ夜泣き中の子供は親のことなんて見ちゃいないので、完全に寝付くまでは、「ながら」でOKです。

筆者が良くやっていたのは、リビングを暗くして、テレビを消音・字幕で見ること。

もちろん音は楽しめないので、「ながら」でOKな番組や作品を選びます。

そして夜泣き中の子供は抱っこしてゆらゆら。

泣き止んだら次はソファに座り、寝息を立てたらそーっと布団に置きます。

1時間のテレビを見ていたりすると、30分で寝てくれても続きが気になるので、そのまま見たりします。

おかげで、寝付くまで余裕を持って対応可能ですよ。

関連記事

3人育児中の父親が経験した、育児の「一番楽しい事」「一番つらい事」新米パパ必見！

全国のお父さん、育児は楽しんでいますか？ 育児は楽しいこともあればつらいこともある…本当にそうですよね。 その中には、「父親ならでは」の楽しい事や、つらい事もあると思います。 今回は、8歳の男の子、3歳の男の子、1歳の女の[…]

赤ちゃんをダンベルにしてゆったり筋トレ

これも夜泣き対応を「ながら」で行うために編み出したことです。

ガン泣きの赤ちゃんをダンベルの代わりにして、ゆっくりスクワットしたり腕の昇降運動をしたり。

「腕を曲げないで赤ちゃんを持って、10回上下運動する」だけでも、非常に大変です。

夜泣き対応＝ジムに行ってる時間！と思えれば、終わった後に「あ、今日は○分も筋トレできたな」という気分になれます。

そして何より、必然的に赤ちゃんをゆらゆらさせることで、赤ちゃんの寝かしつけにも貢献できるんです。

もちろん、激しい運動はNGですのでご注意を！

ベランダに出てみる

真夏・真冬はちょっと厳しいかもしれませんが、ベランダなどに出て夜風を浴びつつ、外の世界を眺めるのは非常に効果的です。

誰だって、暗い部屋で一人で夜泣き対応をしていると、どうしても気が滅入るもの。

そんな時に外の世界の雰囲気を味わうのは、気分転換になるだけでなく、外界とつながっていることを確認するうえでも、とても大切なことです。

夜泣き対応をしていなかったら、ゆっくり味わうことはなかったであろう「ベランダから見る夜の世界」。

くれぐれも、赤ちゃんをしっかり抱っこすることだけは忘れないでくださいね。

関連記事

睡眠不足＆疲れが取れないママ達へ～『睡眠の質』を上げる3つのポイント

赤ちゃんが生まれたばかりの頃、ママ達はなかなかしっかりと眠る暇がありませんよね。 数時間おきの授乳に夜泣き、毎日の家事育児にも追われ、睡眠時間が短くなっている方が殆どです。 でも、忙しい人ほど削ってしまいがちな睡眠は、人間が生命[…]

親のメンタルを守る発想の転換とは？

筆者の3人の子供の場合、1人目（男）と2人目（男）が特に夜泣きがひどく、1人目の時には深夜0時から3時くらいまで、全く眠れずな日々がありました。

その当時は仕事も忙しくかなりまいってしまい、深夜に畳の目を数えたりバスルームで歌ったりと、なかなかアブナイ状況でした。

しかし、途中から夜泣き対応に「抱っこ紐」を活用するようになり、ご紹介したような「夜泣き中に別のことをする」技を編み出してからは、かなり精神的に落ち着くようになりました。

もちろん「赤ちゃんの泣き方が普段と違う」といったことは、しっかり見ないといけません。

でも夜泣きまでフルコミュニケーションですと、両親の精神がまいってしまいます。

一番重要なのは、「夜泣き時間も自分の生産的な時間にする」という感覚。

夜泣き中も有効活用できている感覚と、ただつらいだけの時間を過ごしている感覚では、精神の疲労感が違います。

今この瞬間、夜泣きで疲れ果てている方は、ぜひ一度「これを自分の時間にするには？」と考えてみてはいかがでしょう？

まとめ

いかがでしたか？

ご紹介した以外にも、スマホでゲームや漫画を楽しんだって全然OKです。

（勿論画面をダークモードにする、輝度を下げる、などの配慮は行ってくださいね）

夜泣きはいつか絶対に終わります。

それまでの間、どうか少しでもハードな時間を和らげて、元気に乗り越えていってくださいね！