おもちゃの量「多い」VS「少ない」!子どものためになるのはどっち?

おもちゃの量「多い」VS「少ない」!子どものためになるのはどっち?

よそのお家に遊びに行った時、遊びきれないくらいのおもちゃの量にびっくりした経験はありませんか?

ものを置くスペースや予算も限られている我が家では、おもちゃは少なく、「他の子と比べたらかわいそうかも…」と子どもに対して申し訳なく思ったこともあります。

おもちゃをたくさん買い与えたほうがいいのか、少ないおもちゃで我慢させてもいいのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、おもちゃの量が子どもに与える影響についてご紹介します。

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おもちゃは多いよりも少ない方がいい

おもちゃは多いよりも少ない方がいい

結論から言うと、おもちゃが少ない方が子どもの創造性が鍛えらえるということが分かっているそうです。

これに関しては、アメリカのトレド大学の実験結果が有名です。

この実験では、幼児に対して16個か4個のおもちゃで30分遊ぶように指示をして、その幼児の活動内容の数と創造性について観察しました。

その結果、4個のおもちゃで遊んだ幼児のほうが、いろいろな遊び方を見つけ、長い時間遊び続けることができたとのこと。

また、おもちゃが多いよりも少ないほうが、創造性だけではなく集中力も鍛えられるそうです。

※参考│「ナゾロジー」>子どもにおもちゃを与えすぎると創造性が失われると判明

一概に「沢山のおもちゃはダメ」というより、優先すべきは子どもの創造力・集中力を育む環境なのでしょう。

多ければいいわけじゃない、という点は覚えておきたいですね。

 

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少ない方が創造力が鍛えられる理由

少ない方が創造力が鍛えられる理由

上記のトレド大学の実験では、アイデアのもととなるものが制限されることで、創造性を高めることができたようです。

子どもは一見何もないような場所でも、自然に落ちている葉っぱや石ころなどを見つけて、遊び始めますよね。

葉っぱをブローチに見立てたり、石を積みあげたりして遊びを創造しているんです。

創造力を鍛えることで、将来的に「自分で未来を切り開く力」や「自分の好きな生き方」ができるようになる可能性も広がります。

脳の発達が目覚ましい幼児期に、そうした力を育てることができれば理想的ではないでしょうか。

 

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おもちゃは小出しにする

おもちゃは小出しにする

子どもの創造性や集中力を高めてあげたいと思うなら、おもちゃをいきなりたくさん買い与えるより、子どもが反乱を起こさない程度の量に抑えてあげるのがおすすめです。

そもそもおもちゃは、子どもの年齢に合ったものを選ぶ必要があります。

ムダにおもちゃが多いなと感じる場合は、まず年齢に合わないおもちゃがないかチェックしてみませんか?

年齢に合わず、また本人が気に入ってもいないなら、いったん仕舞うかリサイクルを。

そして年齢に合ったおもちゃを小出しにすると良さそうです。

また、子どもの遊び道具はおもちゃだけではなく、身近な自然や生活の中で出る空き箱や容器など、なんでも遊び道具になります。

既成のおもちゃにこだわらず、いろんな経験をさせてあげるのもいいですよね!

まとめ

おもちゃが多いよりは、少ない方が子どもの創造性と集中力が高まることをお伝えしました。

少ないおもちゃで工夫して遊ぶことが、創造性と集中力を高めるポイントです。

おもちゃにこだわらず、身近な自然や生活の中で子どもが集中して遊びを楽しめる環境を作ってあげられたらいいですね。

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