引きこもり育児という言葉をご存じですか?
引きこもり育児とは、日中のほとんどの時間をママと子どもが家の中で過ごす状態を指します。
主に、産まれて間もない新生児・0歳~3歳までの子どもを持つ家庭に多く見られる状態です。
そこでこの記事では、引きこもり育児の原因、親と子への影響、解決する方法について解説します。
「もしかして…」と思い当たる状況にある方のお役に立ちますように!
引きこもりになる原因
引きこもり育児になってしまう主な原因は、『子ども中心の生活』になってしまう点にあります。
- 保育園が見つからない
- 働きに出たいのに仕事がない
- 外出時の手荷物ストレス
- 徒歩圏内に公園や適切な施設がない
- 下の子を妊娠中
- ママ自身の性格
これらはあくまでも解りやすい例ですが、どれもママの努力で解決できる問題ではありません。
例えば2人目を妊娠中の場合、お腹が大きくなってくると小さい子どもを連れての外出は困難ですよね?
大きいお腹に小さい子ども、必要な手荷物、その上買い物の荷物があると、ママの負担はMAXに。
また、ママ自身が出不精だったり、人とのコミュニケーションが苦手な場合も、引きこもり育児の原因になります。
でも個人の「性格」は受け入れてしかるべきもの。
決して自己責任とは捉えずに、「ではどうすれば?」と前向きに解決できる手段を考えてみましょう。
育児をしていて、積極的に参加してくれない夫にうんざりしている人は、意外にいます。 そこで、この記事では育児に積極的に参加しない夫の特徴と対処法について解説します。 うまく参加させてイライラする気持ちを抑えまし[…]
子ども・ママへの影響
引きこもり生活が長くなると、子どもとママにどんな影響が出るのでしょうか?
短期で出る影響よりも、先々におよぶ悪影響が多い点を、ぜひ把握しておいてくださいね。
からだの発育
家にいることが多いので、陽に当たることが少なくなります。
太陽の光を浴びることが少ないと、骨がもろくなり骨折しやすくなります。
運動不足
家にいることが多いので、必然的に身体を動かす範囲や運動量が少なくなります。
運動不足は肥満の原因、そして太ればますます身体を動かすことが億劫になるのです。
五感・神経が発達しにくい
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感は、脳の発育を促す大切な要素です。
家から出て外気に触れれば、子どもの五感に刺激を与えることができます。
逆に家にこもれば与える刺激も限られ、バランスの良い発育が難しくなります。
育児ノイローゼ(神経衰弱)
実のところ0歳~3歳までの間は、ママ友との付き合いもそう盛んではありません。
子どもの世話だけで毎日が終わってしまうと、いわゆる育児ノイローゼ(神経衰弱状態)になる可能性が生じます。
こうなると育児疲れや出不精の域を超えた「心の病」ですので、具体的に外部(専門家)のサポートが必要になります。
毎日繰り返される家事や育児には休みがなく、気が付くと余裕がなくなっていることもしばしば。 そんなとき、愛おしいはずの子どもに「イライラしてつい怒鳴ってしまった…」なんて経験がある人も多いのではないでしょうか? そこで今回はイライ[…]
引きこもり育児からの脱出方法
引きこもり育児に陥っている場合、ママ自身も「このままではいけない」と思っているケースが殆どです。
解ってはいるけれど、解決手段が見つからない。
そんな時は無理をせず、できることから初めましょう。
理想の育児像など、頭から追い払ってOKです!
短い時間でも外に出てみる
まず、「~しなければ」「~でなければ」と思わなくて良いのです。
毎日でなくても大丈夫、天気の良い日に抱っこやベビーカーに乗せて、近所をグルっと廻ってきましょう。
それだけで気分が違ってきます。
お日様に当たってみる
自宅のベランダやお庭に出て、子どもと一緒に日向ぼっこもいいですね。
お庭があるなら、子どもと一緒にシャボン玉を作って飛ばしたり。
子どもにはこれだけでも十分楽しいものです。
室内運動を取り入れる
子どもと一緒にDVDを見ながらダンスしたり、子ども向けの体操の動画を見ながら、軽く体を動かしましょう。
段ボールハウス作りなども楽しいですよ。
しばしハウス作りに集中できて、ママもストレスを忘れられます。
早寝早起き
生活のリズムを整える意味でも、出掛ける予定がなくても早寝早起きをするようにしましょう。
適切な睡眠がとれれば、体の疲れもストレスも軽減できます。
また幼稚園などに上がったときに、すんなり園生活に溶け込める点もメリットです。
あたたかい季節になり、赤ちゃんとのお散歩に慣れてきたら、そろそろ公園デビューもしてみたくなりますね。 この記事では、公園デビューのタイミング、そしておすすめの持ち物や遊びについてご紹介します。 公園デビュー前のご家庭の参考になり[…]
まとめ
引きこもり育児についての情報、いかがでしたか?
- 引きこもり育児の原因は『子ども中心の生活』。
- 長期化すると子どもの身体と心の発達に影響が出る。
- まずは短時間でも外に出ることから始めてみる。
こんなポイントを把握して、少しずつでも環境を変えていければ何よりです。
それが難しい場合は、家の中で運動や刺激を与える機会を作りましょう。
子どもと一緒にゲーム感覚でお片付けしたりお菓子を作ったり、色々なやり方で楽しんでみてくださいね!
マタイク編集部【厳選】おすすめ記事
⇒本気でリピ確!おすすめ安心安全で美味しい無添加ホットケーキミックス4選
⇒渡辺直美さんおすすめで大反響!「ナイトキャップ」で翌朝のお手入れが楽チンに♪
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?