実験の結末は…? 残酷な逸話から学ぶ、赤ちゃんとの【スキンシップ】の大切さ!

実験の結末は……? 残酷な逸話から学ぶ、赤ちゃんとの【スキンシップ】の大切さ!

まだ喋ることも動くこともできない赤ちゃんに対して、ママパパはお世話以外にも、声掛けやハグ、笑いかけるといった、言語的及び非言語的スキンシップを欠かしません。

多くの場合、意識せずとも自然に生じる親子間でのこうしたスキンシップは、人間の発達においてとても重要と言われています。

では、もしスキンシップが無い場合、子どもはどのように育つのでしょうか?

本記事では、過去に行われた有名な実験を通して、スキンシップの重要性を示します。

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想像を絶する結末:フリードリヒ2世の人体実験

想像を絶する結末:フリードリヒ2世の人体実験

フリードリヒ2世(Friedrich II., 1194 ~ 1250)とは、今から約800年前、ローマ皇帝・シチリア王・エルサレム王として君臨した、西欧の封建社会における最後の皇帝と言われる人物です。

あらゆる才を持ち、学問と芸術を好んだ彼は、王としての国家経営のほか、自身の疑問を解消するためにいくつかの人体実験を行ったそうです。

今回ご紹介するのは、彼の行った人体実験の一つとして知られる、「赤ちゃんを用いた言語獲得実験」です。

目的・方法

「人間は生まれたときから何かしらの言語を持っている。その言語こそ、人類の言語の起源である。」

そう考えたフリードリヒ2世は、赤ちゃんを用いたある実験によって、その言語を知ろうと試みます。

具体的には、約50人の生後間もない赤ちゃんを集め、隔離生活を行いました

その際、赤ちゃんのお世話をする乳母たちには、以下の実験条件を伝えました。

  1. 生命維持のため、ミルクを与える、お風呂に入れる、排泄の処理といったお世話をすること
  2. 生まれ持った言語に影響を与えぬよう、赤ちゃんの目を見たり、笑いかけたり、話しかけてはならない

つまり、生命維持に必要とされる以外の【スキンシップ】を排除するよう、指示したのです。

まだ言葉を持たない赤ちゃんに対し、「言葉を教える」ことをはじめとした干渉行為をしなければ、生まれ持った、人類の言語の起源となる言語を話すだろうと考えたのです。

この予測は、現代社会では理解し難いと思われます。

では、この実験の結果、赤ちゃんたちはどんな言葉を話すようになったのでしょうか?

実験結果

結果は想像を絶するもので、実験に参加した赤ちゃん全員が、1歳の誕生日を迎えることはありませんでした(※)

この実験が明らかにしたのは、「人類の言語の起源」の実態ではなく、奇しくも「スキンシップの重要性」となってしまったのです。

※注:赤ちゃんの死亡時期と死因については諸説あります。

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スキンシップが生命を育む

フリードリヒ2世の実験目的は、生まれ持った言語の確認だったため、言語発達に影響し得る全ての条件を遮断する必要がありました。

彼は「スキンシップ」も言語獲得に影響する要因の一つと考え、遮断しました。

が、「スキンシップ」による外的(人間的)な刺激は、言語能力の発達以前に、赤ちゃんの生命維持に必要不可欠な要素だったのです。

現代では、脳や体、あるは精神面の発達に欠かせない成長ホルモンの分泌には、様々な外的(人間的)刺激が必要なことが分かっています。

言葉が話せない赤ちゃんとの触れ合いは、生命を育む行為に他ならないのです。

まとめ

失敗という言葉でおさめるには、あまりにも悲惨なフリードリヒ2世の人体実験ですが、これは一つの教訓でもあります。

スキンシップが無ければ、赤ちゃんは生きていけないことを念頭に置き、ママパパは出来る限り、赤ちゃんと触れ合う時間を持てると良いですね。

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