乳児は要注意!RSウイルスで1歳娘が入院した体験談。症状や対策は?

RSウイルスで1歳娘が入院した体験談。症状や対策は?

皆さんはRSウイルスをご存じでしょうか?

RSウイルスは風邪症状を引き起こすウイルスで、子育て中のママは聞いたことがある方も多いかもしれません。

ごくありふれた感染症ですが、乳児の場合は重症化して入院する可能性もあります

筆者の場合も娘が1歳の時にRSウイルスに感染し、数日間の入院を余儀なくされました。

特に2歳以下の子供の場合は、おかしいな?と思ったら早めに病院へ行くことが重要です。

この記事では実際に娘が入院したときの体験談を交えて、RSウイルスの症状や対策を解説します。

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RSウイルスとは

RSウイルスとは

RSウイルスとは風邪などの症状を引き起こすウイルスで、呼吸器系の症状が特徴。

年齢問わず感染する可能性があり、2歳以上の幼児や大人が感染してもちょっとした風邪で終わることがほとんどです。

感染力が非常に強いウイルスのため、2歳までにほぼ全ての子供が感染すると言われています。

ここで特に注意しなくてはいけないのが、1歳未満の乳児です。

乳児はRSウィルス感染の症状が重症化するリスクがあり、細気管支炎や肺炎を発症することがあります。

RSウイルスの症状

症状は風邪によく似ており、大人や上の子からうつるケースも少なくありません。

軽症の場合はこのような症状だけで治ってしまうこともあります。

  • 鼻水
  • のどの痛み
  • 発熱

乳児の場合、特に注意しなくてはいけないのが以下の症状です

  • 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という呼吸音
  • 呼吸のたびに胸のあたりがベコベコとへこむ
  • 呼吸が荒い・早い
  • 哺乳する力が弱い
  • 顔色や唇の色が悪い

このような症状が出た場合はすぐに医療機関、救急を受診しましょう。

 

RSウイルスになった時の対策

RSウイルスにかかった場合、治療薬はないため対処療法となります。

症状が軽い場合は、風邪の時と同じように、こまめに水分補給をする、保温するなどして安静にして様子を見ましょう。

RSウイルスの予防は?

RSウイルスの予防は?

RSウイルスは予防できるワクチンがないため、特に1歳未満の場合はいかに感染させないかが重要です。

感染経路は主に咳やくしゃみなどの飛沫感染と、ウイルスが付着した手や衣類から感染する接触感染。

家族が感染源になってしまうこともあるため、手洗いうがい、マスクの着用など基本的な風邪対策を徹底しましょう。

具体的にはこのようなことに気を付けてください。

  • 人ごみを避ける
  • 家族の手洗いうがい
  • 家族が風邪をひいている場合は隔離
  • おもちゃなど赤ちゃんが触るものは消毒する

 

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1歳の娘が入院したときの体験談

1歳の娘が入院したときの体験談

ここからは筆者の娘が1歳の時にRSウイルスに感染し、入院してしまったときの様子をお話ししたいと思います。

発症したときの様子

娘が1歳3ヶ月の頃、ちょうどお盆休みで近くのプールに連れて行ったり、ママ友と予定を合わせて子連れOKのカラオケへ行ったりと、色んな所へ連れ出していました。

ウィルスは外出先のどこかでもらってきたのだと思います。

はじめは鼻水と少しだけ咳をし始めていたため、「あ~風邪ひいちゃったかな」と軽く考えていました。

いつもなら軽い風邪でもすぐに小児科で薬をもらうのですが、お盆休みで休診だったため自宅で様子見。

翌日更に症状が出ていたものの、まだ食欲もあり元気だったため、当番医で休日診療している病院へ。

「夏風邪だね~」といつもの風邪薬を処方されました。

私自身も、これで数日様子を見れば治るだろうと考えていたのです。

発症~入院まで

ところがその日の夜から症状がさらに悪化。

咳はひどくなり38.5度の発熱、機嫌も悪く、夜も自分の咳と熱で何度も起きてしまい、眠れなくて更にグズグズ。

翌日もかかりつけ医が休みだったため、過去に数回だけ行ったことがある小児科で見てもらうも、熱さましの座薬を追加されただけでした。

そのまま帰宅して様子を見ていましたが、食欲もなくなり夜になっていよいよ水分が取れなくなってしまったため、大きな総合病院の救急を受診。

胸の音を聞いたりRSの検査をして、ここでようやくRSウイルスに感染していることが分かりました。

娘の場合、胸の音も良くなかったこともありますが、それ以上に

  • ジュースなども含め水分が取れなくなった
  • 排尿が少なくなり、半日以上オムツが濡れていない

この2点で脱水が進んでいると判断され、入院となりました。

入院~退院

入院後も食欲はなく、水分も取れずにぐったりとした状態が続いていた娘。

入院して2日間は点滴で水分を補給している状態が続きました。

咳もひどく、吸入をしたり血中酸素濃度をはかる機械をつけたりの入院生活だったため、いつも以上に機嫌が悪く、ずっと抱っこで過ごしているような状態です。

子供と一緒の入院は想像以上に大変でしたが、それ以上に処置のたびに号泣しながら連れていかれる娘の姿をみて、本当に胸が苦しくなりました…。

「もっと早く大きい病院に連れてきていたら、こんなにひどくならなかったのかな」

と、何度思ったか分かりません。

しかし先生や看護師さんから

「RSは判断が難しいし、重症化するかどうかは元々の気管支の強さや体質にもよる」

「お母さんの判断で重症化するということはないからね」

と言われ、少しだけ救われたのを覚えています。

結果的に娘は入院後4日目に退院できました。

3日目からは排尿も数時間に1回あり、しっかり水分や食事もとれるまでに回復したからです。

娘の場合は脱水が主な入院の要因でしたが、呼吸器などに症状がでていたらもう少し長引いたかもしれません。

 

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まとめ

RSウイルスの症状や対策と、娘が1歳で入院したときの体験談をご紹介しました。

娘は当時保育園に通っていましたが、保育園では流行していなかったこともあって、RSと分かるまでに3日かかり、病院にも何度も足を運ぶことになりました。

私の場合、ちょうどお盆休みでかかりつけ医が休診だったこともありますが、おかしいな?と思ったら早めに大きい病院へ行った方が良かったなと振り返って思います。

「なにかおかしいな」「いつもと違うな」というママの勘は当たることが多いです!

判断に迷ったら#8000や#7119を利用するなどして、早めに受診するようにしてくださいね。

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