夏も子どもと思いきり外遊びを楽しみたいところですが、紫外線による肌ダメージが気になりますよね。
夏の外遊び中は汗をたくさんかくため、いつもより入念な紫外線対策が必要です。
今回は、夏の紫外線対策方法とシミ・そばかす予防におすすめの漢方薬をご紹介します。
夏の紫外線量と肌へのダメージ
紫外線量は3月から増え始め、7月にピークを迎えます。
夏前後の6月や9月には、強い肌ダメージになるほど紫外線量は増えているので、早めに対策を始めましょう。
肌にダメージを与える紫外線は、UV-AとUV-Bの2種類です。
UV-Aは肌の奥深くにダメージを与え、シワやたるみを引き起こします。
UV-Bは、肌に炎症をおこしメラニンを増加させ、シミ・そばかすの原因となる紫外線。
女性が抱えやすい肌悩みの多くは、紫外線の影響を強く受けているのです。
夏の外遊びに必須な紫外線対策
子どもと一緒の生活には、屋外での遊びが欠かせないため、ママが紫外線を浴びる機会も多くなりがち。
ここでは、肌をしっかり守りながら外遊びを楽しむための紫外線対策を、5つご紹介します。
1.服装の工夫で紫外線をカット
服の色は、明るい色ほど紫外線を通しやすいといわれています。
外遊びのときは、黒や紺などなるべく暗い色を選びましょう。
また、アームカバーやネックカバー、帽子、サングラス、長そで、長ズボンなどで、肌の露出を減らすのも効果的です。
ただし、熱がこもりやすくなるので、熱中症には気をつけましょう。
2.日焼け止めを正しく使う
日焼け止めは、シーン別にSPFとPAの値を使い分けましょう。
近所の公園ならSPF10〜30・PA++~+++、紫外線のピークの時間帯や水遊びにはSPF30〜50・PA+++~++++のウォータープルーフタイプがおすすめです。
日焼け止めは十分な量を使い、2〜3時間に1回は塗り直すことが推奨されています。
塗る量は、日焼け止めのパッケージの目安量を参考にしましょう。
3.紫外線の少ない時間帯を選ぶ
1日のうち紫外線量がもっとも多いのは12時ごろです。
外遊びをするなら、10時前の早い時間や14時過ぎ〜夕方ごろにすると、浴びる紫外線量が少なくなります。
4.日陰を作る
休憩中は日陰にいたいところですが、時間帯や場所によっては、周りにまったく日陰がないことがありますよね。
その場合は、日傘やテントなどを用いて自分で日陰を作りましょう。
日傘なら、砂遊びのように移動しない遊びのときにも日陰を作れるので便利です。
5.紫外線を吸収しにくい素材の服を選ぶ
最近ではUVカットコーティングされている服が多く販売されています。
また、ポリエステルやナイロン、デニムなども紫外線を吸収しにくい素材です。
紫外線カット効果をより高めるために、服の素材も気にしてみましょう。
シミ・そばかす予防には漢方薬もおすすめ
紫外線対策をしていても、産後のママはホルモンバランスの変化でシミができやすくなる傾向があります。
そんなときは、漢方薬でシミ・そばかす対策をするのもおすすめです。
シミは、紫外線だけでなく、加齢やホルモンバランスの乱れなどにより、血流が悪くなり肌のターンオーバーが乱れることで、メラニンの排出ができずに沈着することが主な原因であると考えられています。
シミ・そばかす対策には、
- 血行不良を解消して肌に栄養をいきわたらせる
- ホルモンバランスの乱れを整える
- 水分代謝を促して、老廃物を排出する
- 肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する
といった漢方薬を選び、根本改善を目指します。
漢方薬は体質改善によって心とからだを健康な状態に向かわせるので、シミ・そばかすだけでなく、冷え症や肩こり、生理痛などさまざまな不調に同時にアプローチが可能です。
さらに、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、念入りなスキンケアをする時間がないというママでも続けやすいでしょう。
<紫外線やシミが気になる方におすすめの漢方薬>
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
比較的体力があり、肩こりやのぼせて足冷えなどがある方におすすめの漢方薬です。
シミや湿疹、皮膚炎などに用いられます。
月経異常などの更年期障害にも効果があります。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
「血(けつ)」(栄養)の巡りが悪いと共に、「血(けつ)」の量が少ない方に効果的です。
シミの改善や冷え症、生理不順、貧血、立ちくらみなどに用いられます。
漢方薬は、自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、副作用が生じることもあります。
漢方薬を購入する際は、漢方に詳しい医師や薬剤師などの専門家に相談しましょう。
「あんしん漢方」のようなオンライン漢方サービスなら、スマホひとつで相談から購入まで自宅で完結します。
漢方薬はお手頃価格で自宅に郵送されるので、時間が取れないママにもおすすめです。
まとめ
夏は、いくつかの紫外線対策を組み合わせ、浴びる紫外線量をできる限り減らすことが大切です。
また、ママのシミ・そばかす予防には、専門家に相談して漢方薬を飲むのもいいでしょう。
手軽にできる紫外線対策で、夏も外遊びを楽しみましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
マタイク編集部【厳選】おすすめ記事
⇒忙しい毎日の救世主!?ミールキット宅配サービスは超越した満足度!
⇒渡辺直美さんおすすめで大反響!「ナイトキャップ」で翌朝のお手入れが楽チンに♪