実際に鼻からスイカを出した人が世の中にいるのでしょうか?おそらくいないでしょう。
例えがリアルではないから、男性(特に旦那様)が出産の痛み・苦しみに対して鈍感なのでは?!
実際に出産を経験した先輩ママたちの声を聞いてみてください。出産は命がけ!です。
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とにかく痛い!!
医学も日々進歩しているというのに、なぜか出産時の痛みを軽減することはできていない。
無痛分娩でも帝王切開でも、結局のところは麻酔をかけるために、腰にぶっとい注射をする訳で…。
”生命の神秘”だなんて、そんなファンタジーなことは出産時には思えません。
陣痛が始まった時点で、自分という人間はどこかへいきます。
時折看護師さんが子宮の開き具合を診るための触診(実際は触診なんて可愛いものではない)をしてきますが、このときに己の「痛みへの耐性振り子」は針を振り切り、プライドは粉々になっていきます。
筆者は、看護師さんが来るたびに、嫌な顔を隠せませんでした 笑。
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陣痛のはじまり
出産[…]
陣痛とは??
陣痛とは、子宮が「赤ちゃんをそろそろ出しますよ~」ということで、規則正しい収縮がやってきます。
収縮するので、当然痛いです。
生理痛がひどい方なら想像はつくと思いますが、生理痛のとき、下腹部がギュッギュッと痛みませんか?
もしくは、子宮の中でビー玉が弾けている様な感覚というか…そんな痛みの数倍のものが「陣痛」です。(※わかりにくかったらスミマセン 汗)
最初から最後まで同じ痛みがずーっとあるわけではありません。
「陣痛の間隔」というのは、本当に不思議なもので、お腹の中にタイマーでも設置されているかのごとく、10分間隔なら、 「イタイイタイイタイーーー!!」⇒…ケロリ…
10分後にまた「イタイイタイイタイーーー!!」⇒…ケロリ… こんな感じなのです。
ケロリのときは、普通にお話もできますし、食事もできます。
ケロリじゃないときは、自分じゃなくなります。
この間隔がどんどん短くなってくると、いよいよ「お産」の始まりになります。慌てないで、先生や助産師さんの言うことをよく聞いてください。
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今回[…]
外野は黙ってろ!!
陣痛のとき、旦那様か実母が付き添いでいることが多いかな?と思います。
実母はさすがに経験者ですし、同姓なので、励まし方や痛いところのさすり方は、言わなくても察してくれます。
が!!旦那様はそうはいきませんよぉぉ!!(※中には希少な旦那様もいらっしゃると思いますが)
男性は痛みに弱いとよく耳にしますし、当たり前ですが生理痛など経験したことも無く…。
腰をさする強弱やポイントなんかも、痛い最中にいちいちレクチャーしなくてはなりません。
やっぱり妊娠中に一度は「両親学級」なんてものを開いてくれると助かります。
「母親学級」はあるのに…。
「痛い思いをして産んでこそ、母親」みたいなことをいう旦那様がいたら、「じゃーお前が産んでみろ!」とハリセンで叩きたいです。
私が「どうせ出産痛いんだろうなぁ~やだなぁ~」と呟いたら旦那が「痛みを伴って生むから愛情が芽生える」と強烈なことを先日言ったのだが、何もせず待ってるだけのあんたにはどんな痛みがあって子供に愛情持ててるんだよと聞きたいけど話したくないから無視しました。
— キャシー@怒れるお嫁ちゃん (@OYOMEcathy) August 8, 2017
そもそも産むのは自分なんだから外野に何言われたって関係ないんだ。じゃあ代わりに産後の育児と出産の痛み請け負ってくれるの?違うじゃん。痛いのも産むのも自分だもん、他人に口出しするな。
— ヒスイ (@hisui50278) August 9, 2017
男性はね!出産を経験しないから痛みに弱いのだよ!!
— ロトゼタシアのダメ勇者ポチ(くん♂) (@2poti2) August 9, 2017
第二次世界大戦の時、某国で「成人男性が出産の痛みにどれくらい耐えられるか」という実験を行なったところ 100人中80人が死に15人が失神し、かろうじて意識があったのはたった5人って噂を聞いた。
— まったりのほほんbot (@naoki86306944) August 10, 2017
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出産が間近になると「立会い出産を希望するか?」など病院から聞かれるでしょう。
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無痛分娩とは??
無痛分娩の最もオーソドックスな方法として「硬膜外鎮痛法」という下半身の痛みだけをとるやり方があります。
下半身の痛みだけをとるので、意識はハッキリしています。なので、産声を聞くことは可能です。
鎮痛効果も高く、胎児への影響も少ないことから、無痛分娩を行う多くの病院で取られている方法です。
ただし、この「硬膜外鎮痛法」というのは、子宮・腟・外陰部・会陰部で発生する痛みをブロックする訳です。
腰の上部の背中付近から、背骨の中にある脊髄神経を包む膜の外の狭い間隙に細くて柔らかいカテーテルを挿入させるのです。
このカテーテルを挿入するのは、とても痛いです…(針を刺す前には皮膚に痛みがないような処置を施してはくれます) それと、誰もかれも無痛分娩が出来るわけではありません。
ママの体質によっては、無痛分娩を希望してもできないケースもあります。
また、無痛分娩による事故も少なからず起きていることは事実です。
無痛分娩を受けたい方は、かかりつけ医に相談してみてくださいね。
無痛分娩が「甘えてる」という発想が既に失笑モノなんだが…気を失う人もいるレベルの出産時の痛みを緩和することのどこが甘えてるんだよ…個人的には今までの出産が女性に厳しすぎたと思ってるから「甘えてる」とかほざく頭化石人間は無視してこれからドンドン楽になって行ってほしいと思います
— 変態紳士EX (@AW1SOF6zgEeyWTJ) August 15, 2017
出産の痛みは癌性疼痛と同様と聞いたことがあるけど、それだけの痛みになんの処置も無しは余りにも惨すぎる。やはり「女性のみ」という部分がネックとなって無痛分娩が日本で一般化しないのだろう。もし男も出産するとなったら光の早さで無痛が一般化されるだろう。
— ぴいすぬ (@pi__sunu) August 14, 2017
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「1人目は普通に産んだから、2人目はちょっと変わった方法にしてみよう!」
「せっかくのお産、普通じゃ嫌だ!」
「そもそも普通以外に何があるの?」
など、分娩方法についていろいろ意見があると思います♪
分娩台に寝て産むだけが分娩方[…]
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帝王切開はこうなります
胎児が”逆子”だったり、”双子以上”だったり、”ママの骨盤が狭い”などという理由で帝王切開になることがあります。
切開の仕方は二通りあり、”縦切開”と”横切開”があります。
おへその下を垂直に切るのが縦切開、水平に切るのが横切開です。
事前にママからの要望がない場合は、縦切開になることが多いようです。
理由としては、縦切開のほうが横切開に比べて素早く胎児を取り出すことが出来るからだそうです。
赤ちゃんはお腹の中で、縦方向に居ますからね。
傷口は特に問題がなければ、時間(月日)経過とともに目立たなくなってきます。完全に消えることはないですが。
術後は、切開した痛みと、子宮が収縮する痛みがダブルでやってきます。
よく「帝王切開は楽よね~」なんて言う人もいますが、それはまったく違います。
出産する方法に「楽」なんて言葉は存在しません!!
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私の出産体験談~自然分娩からの緊急帝王切開
筆者は、出産予定日より3週間ほど早く破水して陣痛が起きた為、出産する運びとなりました。
陣痛室にも行き、分娩台にも上がりました。
ごく普通の”自然分娩”をすると信じてやみませんでした。
ところが、胎児の心拍がどんどん弱まってきていることがわかり、なんと!緊急帝王切開をすることになってしまったんです。
陣痛の間隔が短くなって、分娩台にも上がっていたのに・・・立会い出産を希望していた主人も、あれよあれよという間に分娩室が追い出されました。
帝王切開では、腰にものすごい太い注射をされました。
しかも私は麻酔が効きにくい体質なので、何回もです。
何回も刺された麻酔がどっぷり効いていたようで(これはいまだに謎なので憶測ですが)、お腹を切開したことも記憶が全くないのです。
ですので、産まれて来た息子の産声さえ聞けませんでした。
出産も十人十色、色々なエピソードがあると思います。
出産するまでは「怖い怖い」「痛みに耐えられるのかな…」と不安な気持ちもあるでしょう。
ただひとつ言えることは、約10ヶ月もの間自分のお腹に居た子との対面は、それはそれは感動ものです。
感動という言葉だけでは、語りつくせないほどの…うまく文字にはできませんので、実体験で味わってください!
これから出産される妊婦さん、母子共に健康で出産されることを切に願っております。
☆がんばってください☆ (^▽^)丿