朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、いよいよ冬が到来してきたという地域も多いのではないでしょうか?寒い季節になるといつも頭を悩まされるのは”子供の寝相”です。寝相が悪く、布団からすぐに出てしまうという子供は多いでしょう。これからの寒さが厳しくなる時期、怖いのは寝冷えによる風邪です。3児の母が教える、寝冷えを予防する目から鱗のテクニックをご紹介します。
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子供はなぜ寝ている間にあんなにも動くの?
「うちの子すっごく寝相が悪くて・・」という悩みは多くのママが持っています。筆者も3人子供を育てていますが、3人とも(プラスすると主人も)寝相が悪くて困っています。 特に、皆で大きな布団で寝ている・布団を並べて1つの部屋で寝ているという家族にとっては、寝相が悪い人が1人でもいると周りの人も迷惑してしまいますよね。 そこで我が家では寝相が悪い人たちだけで布団で寝る。寝ているときほとんど動かない私はベッドで寝るという方式をとりました。 これでぐっすりと眠れていたのですが、困るのは寒い時期です。寝冷えをしないように何度も布団や毛布を掛けて、それぞれのポジションに寝かしなおすのですが、数十分もすれば布団や毛布は蹴り飛ばされ寝冷えまっしぐら。 ママ友に相談するも「うちもそうだよ」とのこと。子供ってどうしてあんなにゴロゴロと動き回るのか調べてみました。
子どもの寝相が悪い理由
人の睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があり、そのノンレム睡眠の中でも特に深い眠りを「徐波睡眠」と呼びます。 徐波睡眠の状態になると、大脳が休んでいるため姿勢を保つことや、体の位置の認識することができなくなるそうで、そのため、寝相が悪くなりベッドから落ちてしまったり、布団から出てしまったりするとのこと。 つまり、ゴロゴロと動き回って一見あまり眠れていないように見えても、実際はとても深い眠りに入っているということなのですね。
寝相が悪いのは、皆同じ?
しかし子供ってのはなんでこんな寝相悪いかね。さっきからローリングソバットと裏拳を何回も繰り返してくる。お父ちゃん受け身取れずに地味に痛い。
— hiro (@hiro94000538) November 17, 2018
なんで子供ってのはこんなに寝冷え真っしぐらなのか
— ゆい (@yuimegane) March 29, 2018
なんで子供ってこういう寝相になるんだろう… #2017sep_baby pic.twitter.com/PBMlHIoRuG
— 脂身 (@kayabonbonbon) November 11, 2018
マタイク連載記事
帝王切開で車いす生活になった私。寝冷えを防止するアイディア5選
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①大人用のスリーパーやはんてんを着る
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子供用のスリーパーではおなかの辺りまでしかカバーしてくれませんよね。大人用のスリーパーを子供に着せると、毛布をかぶっているようなオーバーサイズになります。 これで、首から足まですっぽりと包まれるので、布団をかけなくても常に1枚厚手の毛布がかかっているような状態になります。 子供によっては、動きにくいから着たくないという子もいるでしょう。我が家では、子供が寝た後にこっそり毎日着せてました(笑)
②布団や毛布は大人用のものを横向きにかける
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子供には子供用の布団やタオルケットをかけているという方は、大人と同じ大きなタイプを使うとよいですよ。身長が小さいため、大人と同じ向きでかけるのではなく、横向きにかけてあげます。 そうすると、寝返りをゴロゴロうっても布団が絡まるだけで布団からなかなか出ることができません。(縦に移動されてしまうと、ダメなのですが…) 夜中に、子供に布団をかけなおすときも、しっかりと起き上がってきれいにかけなくても、片手でひょいっとかければ子供がすっぽりと収まってくれるのも、大きな布団の良い点です。
③腹巻や腹巻付きの衣類を着用する
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パジャマの選び方も寝冷えを予防する大事なポイントです。我が家では、ズボンと腹巻が一体化したタイプのパジャマ以外は購入しませんでした。 また、手首・足首にゴムがはいっておりキュッと閉まるタイプがおすすめ。寝相が悪く動いても、ズボンや袖がめくれ上がる心配がありません。
④枕を使う
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我が家で効果があったのは、枕を買い与えることでした。子供用のかわいらしい枕を一人一つ与えることで、自分はこの枕で寝る!という意思が働くようで、以前よりも布団から出ることは少なくなりました。 夜中に寝ぼけて動き出す時も、無意識で枕を探して戻っているようです。子供は寝汗やよだれを垂らすことが多いので、丸洗いできる枕がおすすめです。
⑤タイマー機能を使って、部屋自体を暖かく保っておく
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夏のクーラーでも言える話なのですが、子供が 快適に眠れる温度に部屋を保っておくという作戦です。夏場はよいのですが、冬場はこれが空気の乾燥へとつながってしまうというデメリットがあります。 そのため、寝る部屋は暖房だけでなく加湿器も稼働させておくようにしてください。また、ストーブや過熱ファンヒーターを使っての就寝は火災などの危険性があるので、エアコンを使うようにしましょう。 加湿器は、熱い蒸気がでないタイプでチャイルドロックが出来るものがおすすめです。
まとめ
子供は大人よりも体温が高いため、厚着をさせすぎるとかえって寝ずらいという意見もあります。過度な厚着や靴下の着用などは体温調節機能がうまく働かなくなってしまうので、就寝時には適しません。 おなかさえ隠れていれば大丈夫という意見もありますが、やっぱり心配。心配して何度も起きてしまい、ママが寝不足・体調不良になってしまうのであれば、今回ご紹介した5つの方法を使って親子安心して眠れる環境作りを試してみるのはいかがでしょうか?