気温が上がってくると心配なのがお弁当による食中毒、正しい知識を身につけ対策する必要があります。
「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられていた、「腐りやすいお弁当のおかずワースト5」を紹介したいと思います。
目次
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細菌は高温高湿を好む
暦の上ではまだ春ですが、夏のような気温の日が出てきましたね。
気温と湿度が上がると心配なのが食中毒。 作ってすぐに食べる食事と違い、お弁当は作ってから4時間ぐらい経っています。
しかも、涼しい場所に保管されていない可能性も。大人であれば、匂いや見た目から判断することもできますが、子供は変化に気がつかずに食してしまうかもしれません。
子供を食中毒の危険から守るためにも、これからの時期はお弁当作りも気を使わなければなりません。
原因となる細菌は基本的に高温高湿を好み、気温20℃以上になると活発になり気温25℃以上、湿度70%以上で一気に増殖します。(種類により異なります。)
ザ!世界仰天ニュースで紹介「真夏のお弁当…取り扱い注意のおかずとは?」
では、具体的にどのようなおかずに細菌が繁殖しやすいのでしょうか?
昨年放送された「ザ!世界仰天ニュース」で腐りやすいお弁当のおかずワースト5が取り上げられていたので紹介したいと思います。
お弁当と言えばのおかずばかりで、見たときはショックを受けました。
でも知っておくことは重要ですよね。
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5位 煮物
煮物って長時間煮込んでどの食材にも火が通っているから腐りにくいものだと思っていました。
しかし、水分が多いため腐りやすいようです。
濃いめの味付けにし、ザルで煮汁をしっかりとカットすると菌の繁殖が抑えられます。
4位 半熟だし巻き卵
半熟だし巻き卵は、普通の卵焼きよりも水分が多く、半熟だとサルモネラ中毒の危険性があります。
ふわふわのほうが美味しいのですが、お弁当に入れる場合はしっかりと火を通す必要があります。
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3位 炒飯
炒飯や混ぜご飯は具が入っているので要注意です。
特に具材に卵を使っていると危険度はアップ!夏場に入れるのは避けましょう。
白ご飯は、お酢をお米1合に対して小さじ1杯足して炊くと腐りにくくなります。
炊くと酸味はなくなりますよ。
梅干も殺菌効果があるのでおすすめです。
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2位 生野菜
生野菜は彩りとしてお弁当に欠かせませんが、加熱をしていなく、水分を多く含むため痛みやすいです。
レタスやきゅうりは水分が出てきやすいため、食中毒が心配な時期は避けたほうがよいかもしれません。
ミニトマトは生野菜の中では悪くなりにくい方です。
ヘタを取り、よく洗った後、水分をよく拭き取りいれましょう。
爪楊枝やピックを刺したり、半分には切ったりしないように。
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1位 ポテトサラダ
じゃがいもは、水分が多い為腐りやすい食材です。
そして、きゅうりやマヨネーズは加熱していないため危険を伴います。
ポテトサラダは子供にも人気のおかずですよね。
1位という結果、残念です。
まとめ
いかがでしたか?どれもお弁当の定番おかずばかりなので、夏場でも入れていた方も多いのでは? 食中毒の菌は水分を好みます。
傷みにくいお弁当を作るためには、極力水分を減らすことが大切です。そのためには、水分が多い上記のおかずを避け、しっかりと冷ましてからお弁当箱の蓋を閉めなくてはなりません。
温かいままだと水蒸気が水滴としてついてしまいますからね。
あとは、なるべくお弁当が温まらないよう、自然解凍OKの冷凍食品や凍らせたゼリーを入れたり保冷剤を利用したりしましょう。