子供が生まれると、日々の食事で食品添加物や化学成分をなるべく避け、体にも優しい素材を選ぶことが自然と増えていきます。
特にナチュラル素材に関心の高いママにおすすめなのは、重曹。
この記事では、体にも安全な重曹を使った調理法についてご紹介します。
重曹ってナニモノ?
そもそも重曹ってどんな物質なんでしょうか。
重曹はベーキングパウダー(ふくらし粉)の主成分で、弱アルカリ性の白い粉末です。
正確には『炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)』と呼ばれており、電気分解した食塩に、二酸化炭素を加えて作られています。
実は私たちの体内にも含まれている安全な成分です。
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食品への活用法は?
素材の下ごしらえの際、重曹をひとつまみ加えると料理がさらに美味しくなります。
ここからは、いつもの料理を簡単にグレードアップできる重曹活用法を6つ、お伝えします。
野菜や果物を洗うときに
ボウルに大さじ2〜3杯位の重曹を入れ、ボウルの中で野菜を丁寧に洗います。
その後、綺麗に水洗いしましょう。
重曹が農薬や農薬を含んだ果物のワックスを吸収して、手軽に洗い流せます。
野菜を茹でるときに
野菜の湯通しをする際、沸騰したお湯に重曹をひとつまみ加えると、アク抜きができます。
また、重曹のアルカリで野菜の色が鮮やかになるため、見た目も美味しそうになりますよ。
お肉をやわらかく
かたいお肉をやわらかくしたいときも重曹は活躍します!
ブロック肉などにすり込み30分ほど置くと、重曹がたんぱく質の分解を進め、やわらかくなります。
煮豆がふっくらに
豆類を煮るとき大さじ2杯の重曹を加えると、アクが抜ける上、ふっくらとやわらかく仕上がります。
豆料理の時短にもなります。
天ぷらの衣に
天ぷら衣を作るときに重曹をひとつまみ加えると、衣がサクサクに。
これで我が家の天ぷらも料亭の味に近づきます!
オムレツがフワフワに
卵を溶く際に、重曹をひとつまみ加えて混ぜます。
重曹の発泡・膨張作用でやわらかく、ふっくらとした仕上がりに。
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重曹を使う際の注意点は2つ
重曹には、食品用・掃除用の2種類があります。
掃除用のものは、食品用に比べて粒子が荒く、重曹以外の成分が含まれている場合があります。
袋に記載されている用途は必ず守りましょう。
また、重曹には油を分解する作用があるため、長時間素手で触ると皮膚の油分を吸着します。
短時間の場合でも、皮膚が弱い人は手袋をして使ってください。
まとめ
スーパーやドラッグストアだけでなく、今では100均でも手に入る重曹。
ひとつあればあれこれ調理アイテムを買い足さずに済みますし、節約にもなります。
料理以外にも掃除や美容など、暮らしの中の活用法は無限にあります!
皆さんもぜひ重曹生活を楽しんで下さいね。
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