2022年9月、静岡県を中心に大きな被害を出した「台風15号」。
静岡に引っ越して約5年。
台風は毎年経験していますが、今回は予想を超えてきました。
この記事では、台風15号で我が家に起きたことをお伝えしてみたいと思います。
少しでも皆さんの防災準備のお役にたちますように!
「いつものこと」
我が家の前の私道は諸事情で未舗装のため、雨のたびに大きな水たまりができます。
大雨になると排水が追いつかず、トイレからボコンボコンと音をたて、空気が逆流してくることもしばしば。
引っ越し当初こそ驚きましたが、すぐに慣れてしまい、「またか」くらいに考えていました。
今回の台風15号も、警戒はしていたものの、どこかで「いつものこと」とたかをくくっていましたが…。
9月23日 線状降水帯の恐ろしさ
この日、静岡の広い範囲で線状降水帯が発生しました。
日中から弱まることなく降り続く大雨。
午後9時を過ぎた頃、近所の水路は溢れ始めていました。
しばらくして外を見ると、家の前の私道はすでに川のよう。
念のため、置いているクルマ2台をギリギリまで下げます。
午前2時ごろ、停電して真っ暗になりました。
午前3時頃には雨が弱くなり、大丈夫だろうと就寝。
しかし、長時間降り続いた雨に排水が全く追いついていなかったんです。
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9月24日 衝撃
(C)tomochi ※画像の転載をお断りします。
午前6時、外の様子を見てみると、そこには水に浸かったクルマ2台。
幸いエンジンルームまでの浸水は避けられました。
2階から外を見ると、膝上まで水に浸かって道を歩く人の姿が。
慌てて家族を起こし、玄関を開けると水の上に建った我が家。
近隣では、クルマや家がたっぷり浸水した家庭もありました。
それからも、雨は止んでいるのに水位が10cm程上昇しました。
引かない水と続く停電。
いつまで続くのか不安でした。
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水は出るが流れない
今回の台風15号の報道では、断水の被害が目立ちました。
幸い筆者の住んでいる地域では断水はしませんでしたが、他の問題がありました。
水が引かない影響でトイレの水が流れず、溢れてきそうな状態です。
結局トイレは使えず、洗面台やキッチンでも使った水は流せません。
携帯用簡易トイレと、子どもには紙パンツが活躍しました。
出先で困った時にと用意した携帯用簡易トイレ。
今回は本当に助かりました。
26日午後に電気が復旧し、徐々に周辺の水も引きはじめトイレも使用できるように。
暗くなる頃にはクルマが道路を走れるまでになりました。
最低限備えておきたい防災グッズとは
今回経験して、備えておくべきだと感じた物は
- 携帯用ではない簡易トイレ
- 紙皿や紙コップ
- ポータブル電源やライトなどの停電への備え
- 飲料水や給水のためのポリタンク
- 乳児がいる場合は液体ミルクや紙おむつ
我が家では特に、水を排水せずにすむものが必要でした。
断水地域では飲料水の確保が大変だったそうです。
ポリタンクも品薄で入手困難となりました。
まとめ
毎年どこかで起きる自然災害。
防災グッズを準備している方も、本当に必要なものが揃っているか、一度見直してみてはいかがでしょうか?
我が家で一番役立った簡易トイレも、もとはただの外出用にたまたま買ったものでした。
ぜひ、もしものための防災意識を高め、必要な準備をしてくださいね。
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