初産婦さんは『陣痛』がどんなものかわからず、不安が大きいでしょう。
その上、産院で渡される資料には出産時の注意事項やポイントが山ほど書かれていて、正直覚えきれない!
この記事では、そんな不安を抱える妊婦さんに知っておいてほしい、陣痛を乗り越えるための方法を3つに厳選してご紹介。
この3つを覚えておけば、陣痛が格段に楽になりますよ。
①陣痛の痛みは「生理痛」の延長上
始めに知っておきたいことは「陣痛ってどんな痛み?」ということ。
「陣痛は痛い」という知識はあっても、それがどんな痛みなのか初産婦さんには未知ですよね。
ズバリ、陣痛の痛みは「生理痛の延長線上にある」と言えます。
- 生理痛は子宮から経血を排出する痛み
- 陣痛は子宮から赤ちゃんを出す痛み
どちらも子宮が収縮して、物を排出しようとする動きによる痛みですので、種類としては似ていると言えます。
また人によって「腰が痛い」「お腹が痛い」と、生理痛の症状が異なるように、陣痛の痛みも人それぞれ。
でも、陣痛の痛みが生理痛の延長線上にあると考えれば、自分の陣痛がどのような痛みか、想像がつきますよね。
痛みの種類を知っておくだけで、陣痛に対する心構えができ、不安や恐怖も少し軽くなるのではないでしょうか。
▼参考動画
ソフロロジー法分娩の動画ですが、陣痛の痛みについても助産師さんが解説しています。
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②陣痛室での呼吸は「ゆっくり細く長く吐く」
次に知っておきたいのが陣痛室での陣痛時の呼吸法です。
分娩室ではなく陣痛室で過ごす間は、イキんではいけません。
子宮口が全開になる前にイキんでしまうと、産道を傷つける可能性があり、スムーズなお産にならないためです。
実はこの「イキんではいけない」というのが、陣痛の辛さでもあります。
子宮は収縮して赤ちゃんを出す動きをしているのですが、それを我慢するのは想像以上に辛いもの。
その「イキみ」を逃すのに重要なのが呼吸法です。
陣痛室での呼吸で一番大切なのは、陣痛がきたら「ゆっくり細く長く吐く」ことです。
吐き切ったら自然に息を吸えるので、吐くことだけに集中してください。
分娩室に移動したら助産師さんや看護師さんがそばにいてくれるので、呼吸も指示に従えばOK。
しかし、陣痛室ではスタッフ不在の時間も長いので、この呼吸で乗り越えましょう。
▼参考動画
東京都助産師会による、陣痛時の呼吸法に関する解説です。
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③1回の陣痛は長くても1分半!
妊娠後期になると時々お腹が固くなり、いわゆる「お腹が張る」状態になることがあります。
これは陣痛の準備段階を意味します。
この「お腹が張る」状態が1日の間に何度も続き、その間隔がだんだん短くなっていったら、それがいよいよ陣痛。
つまり、陣痛というのは長時間隙間なく痛みが続くわけではなく、間隔をあけて訪れるのです。
そして、ここで最も覚えておきたいのが、「1回の陣痛は長くても1分半程度」ということ。
すさまじい痛みがいつまで続くのかわからないと、陣痛の度に不安に襲われます。
でも、それは長くても1分半程度!
これを知っておくと、時計を見ながら「あと少し」と耐えることができるでしょう。
そこで、陣痛室に秒針のついたアナログ時計を持ち込むのがオススメ。
陣痛が始まったら時計を見て、自分の陣痛がだいたいどれくらいの時間続くのか計っておくと、次の陣痛時に気持ちが楽になります。
まとめ
陣痛が楽になる3つの方法をお伝えしました。
もちろん、出産がどんなものになるかは十人十色、陣痛の激しさも人それぞれに異なります。
もしも陣痛室で不安や異変を感じたら、すぐにナースコールをして、助産師さんや看護師さんの指示をあおいでください。
あなたの出産がスムーズに進み、母子共に健康であることを心より祈っています。
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