「妊娠中が一番ハッピーだったかも。マタニティライフを満喫してね」
第一子がおなかにいる時、先輩ママからこんなメールをもらい、複雑な心境になりました。
でも、子どもが大きくなった今なら、その意味も分かります。
ママライフは幸せだけど、自分の自由な時間はなくなるし、悩みや心配も尽きません。
初めての子のときはなおさらで、戸惑うことだらけです。
そんなとき、そっと心に寄り添って、不安を解きほぐしてくれる本を読んでみませんか?
この記事では、妊婦さんにこそ絶対に読んでほしい名著3冊をご紹介します。
大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~
VIA:Amazon
- 著者:坂本フジヱ
- 出版:産業編集センター
4,000人近い赤ちゃんをとりあげてきた経験豊かな助産師さんからの、妊娠初期~1歳過ぎまでのアドバイス集には、説得力があります。
心と体の大切なことが詰まっていて、メンタルをグイッとサポートしてくれます。
緊張がやわらぎ、タイトルどおり「大丈夫」という気持ちになりますよ。
「出産が怖いなぁ」と思う方にもおすすめです。
また見逃せないのが、夫婦関係へのメッセージ。
ママになると子ども第一になりがちですが、家族の原点は夫婦だとハッとさせられます。
妊娠がわかったらすぐに手元において、たびたび読み返したい本です。
女性にとって出産は人生の一大イベントです。 日々成長していくお腹に楽しみを感じながら、幸せな十月十日をお過ごしだと思います。 しかし、楽しみな反面、出産に向けて不安や焦りを感じることもあるでしょう。 「つわりで体が思うよう[…]
ママのおなかをえらんできたよ。
VIA:Amazon
- 著者:池川 明
- 出版:リヨン社
『ママのおなかにいたときのこと』
『ママのおなかに入る前の記憶』
すなわち胎内記憶や誕生記憶について、産婦人科医である著者が調査し、寄せられた子どもたちの声をまとめた一冊です。
大人になっても、その記憶をもっている人がいるそうですよ。
不思議な世界を信じる、信じないは人それぞれ。
しかし、赤ちゃんがなぜうちを選んできてくれたのか、理由を考えるきっかけになります。
妊娠の奇跡を感じ、おなかの子がよりいっそう愛しくなるかもしれません。
自分の中にもう一人の命がある特別な時期に読むと、いつも以上に胸にこみ上げるものがあります。
「妊娠中でも美味しいおやつが食べたい!」と思っている方はきっと多いはず。 妊娠中は体調の変化が大きかったり、飲み物や食べ物に制限がかかったりと、気づかぬうちにストレスがたまりがちです。 ストレスを発散するためにも、おいしいものを[…]
ド・レミの子守歌
VIA:Amazon
- 著者:平野レミ
- 出版:中央公論新社
料理愛好家の平野レミさんの妊娠・出産、育児にまつわるエッセイは、軽快で読みやすく、あたたかい気分になります。
愛情たっぷりで育てるお子さんのエピソードが、とにかくかわいい!
「うちの子もこんなことを言うのかしら?」と、子どもの成長をイメージできて、子育てが楽しみになりますよ。
おもしろいだけでなく深い言葉もあり、レミさんの人間力に魅了されました。
今は大人になった息子・和田唱さんによる巻末の文章もすてきです。
まとめ
いつが一番ハッピーかを決めるのは自分次第ですが、ひとり時間を思う存分味わえるのは赤ちゃんが生まれるまで、というのは事実です。
妊婦さんはどうぞ、今しかできないことをたくさん堪能してください。
その一つに、ゆっくり読書もぜひどうぞ。
読んだ本のフレーズに支えられる時がきっときます。
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?