「バースプラン」とは、直訳すると「出産計画」、どんなお産にしたいか考えることを指します。
産院によっては「バースプランを考えてくるように」と、急に宿題が出されて、何を書いたらいいのか悩んでしまうことも!
この記事では、バースプランの書き方と具体例を、先輩ママ達の声とあわせてご紹介します。
最初の1歩は「自分自身の希望」の確認
バースプランの作成では、純粋に「どんな出産にしたいのか」という、自分自身の希望・気持ちを確認してみることが重要です。
書き方が分からないなら、まずは箇条書きで、思いつく希望をすべて書いてみましょう。
その後、優先順位をつけてみたり、お産の前・当日・産後と期間を分けて整理してみるといいでしょう。
どうしても、「どんな出産にしたいのか」が思い浮かばない場合は、逆に「どんな出産は嫌か」を考えてみるのもオススメです。
初めての出産で、「こんな希望ってアリ?」「恥ずかしくない?」と心配する必要はありません。
バースプランは、自分の考える出産計画が実現可能なのか、医師や助産師さん達に確認する意味でも大切なのです。
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安心できる出産環境を最優先!
そもそも出産するとき最優先なのは、安全で安心できる環境であること、気が散ることなく集中できる環境であることです。
これは動物のお産も同じで、動物は本能的にそうした場所を選びますよね。
人間の場合、細かい部分を事前に計画した方が良い、というわけです。
とはいえ、計画段階の期待通りに進まないこともあります。
「立ち会った家族がうるさかった…」なんていう話も、実はありがち(笑)。
恐らくご家族は純粋に励ましていただけですが、実際にどう感じるかは当日でないと分かりません。
ポイントは結果を気にせず、誰に何をしてもらいたいか、してほしくないかを自覚しておくこと。
そして立会出産の場合は、家族にもバースプランを共有しましょう。
陣痛に耐えている最中、自分の口で的確に周囲の人にお願いできる余裕は、ほとんどの人にありません。
当日はママがお産に集中できるよう、家族にとっても事前の準備が重要です。
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参考になる!先輩ママの具体例
初めてのお産で具体的な希望がすぐに出てこないなら、先輩ママ達の例を参考にしましょう。
「自分もそう思う」とか「そこにはこだわらないな」など、自分の思い描くバースプランがより具体化していきますよ!
- 立会出産をしたい。夫に手を握っていてほしい。
- 子宮口が何センチとか状況を都度教えてほしい。
- オルゴールの音楽を流してほしい。
- 陣痛が和らぐようアロマを使用したい。
- 吸引、促進剤はできるだけ使いたくない。
- 無痛分娩が良い。
- できるだけ自然にお産がしたい。
- 医療行為が必要になった場合は詳しく説明してほしい。
- ソフロロジー出産をしたい。
- できるだけ静かな中で出産したい。
- できるだけ声をかけてもらいたい。
まとめ
バースプランも人それぞれ、「これが正解」というものはありません。
また出産施設によって、対応が異なる事項もあります。
バースプランは、コミュニケーションツールの1つ。
あなたにとって幸せなお産は何かをじっくり考え、医師や助産師さん、家族と共有して、納得のいく素敵なお産になりますように。
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