赤ちゃんの湿疹用として、病院から処方される肌用の塗り薬ですが、赤ちゃんの肌を健康に守るために、薬の成分や効き目などを確認しておきましょう!
一般的に処方される代表的なものを紹介します!
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病院でもらう赤ちゃん用の塗り薬「ステロイドの塗り薬」
アトピー性皮膚炎や湿疹などで皮膚に炎症があるときに効果を発揮するのが「ステロイド薬」。
5段階に効き目の強さが分かれています。
赤ちゃんに処方されるのは「Weak」(弱い)~「Strong」(強い)までの効き目の穏やかな物ですが、指示は必ず医師の指示に従ってください。
「Ⅴ群」Weak 非常に弱い
このランクの塗り薬で、症状が改善したら、保湿ケアに切り替えて大丈夫でしょう。
オイラックスHクリーム
オイラックスクリームHに含まれているステロイド「ヒドロコルチゾン」のランクは”マイルド”。
赤ちゃんの顔にも使えるような優しい強さとなっています。
「Ⅳ群」Mild・Medium 弱い
症状が改善した後は、弱いランクまたは保湿ケア用クリームに切り替えて大丈夫です。
「Ⅲ群」Strong 強い
赤ちゃんが使うのは、このレベルが上限です。
これらの薬をそれでも使用する場合は短期間の使用になります。
医師の指示に従って正しく使用します。
via www.fizz-di.jp
via www.qlife.jp
「Ⅱ群」Very Strong 非常に強い
効き目が強いので、赤ちゃんには使用しません。
しかし、アトピー性皮膚炎の幼児にはまれに使用することがあります。
「Ⅰ群」Strongest 最も強い
この「最も強い」段階のステロイドの塗薬を赤ちゃんに使用することはありません。
効き目が強いため長時間使用すると皮膚が薄くなることもあります。
病院でもらう赤ちゃん用の塗り薬「非ステロイドの塗り薬」
ステロイド成分を含んでいない塗り薬です。
病気の種類や患部の状態によって、何種類かの薬が同時に処方されることもあります。
薬局などでもらえる薬の名前や使用法・効能などを確認してから使用しましょう。
心配な場合は医師に相談を!
*かゆみ止めの塗り薬*
虫さされなどの刺激を受けると分泌されるのがヒスタミン。
このヒスタミンが神経を刺激してかゆみが起きて、このかゆみを抑えるのが「抗ヒスタミン薬」です。
かゆみが強い場合はステロイドが配合された抗ヒスタミン薬を使用することもあります。
via yaku314.com
via hc.kowa.co.jp
*抗菌外用薬(抗生物質の塗薬)*
症状が進行してしまい、ぐじゅぐじゅになった湿疹・かきこわした傷口などに、黄色ブドウ球菌などの細菌が入り込んでしまったときに、菌の活動を抑える効果のある「抗菌外用薬」を使用します。
ただし、とびひの場合は、「抗菌薬の内服薬」を併用して、治療を行います。
*抗真菌薬*
真菌(カビ)の成長を抑えて、増殖しないようにする「抗真菌薬」です。
赤ちゃんの場合は「カンジタ性皮膚炎」で処方されることが多い薬。症状が治まっても、薬をやめると再発する場合があるので、医師に指示をあおぎましょう。
*非ステロイド系の消炎塗薬*
ステロイドは配合されていませんが、ステロイド薬と同様に炎症を抑える作用があります。
ただし、種類によっては接触性皮膚炎をおこしやすいという報告もあるので、その場合はステロイド薬を併せて処方されることがあります。
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via atopikaizen.com
*保湿用のスキンケア剤*
肌の保護や水分補給に効果があり、肌が本来持っているバリア機能の低下の際に使用します。
「ヒルロイド」・「バスタロン」は乾燥した肌に。
「プロペト」は水分を保持する作用があります。
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塗薬についてのQ&A
Q:似た症状なら前の薬を使用してもいいの?
A:絶対に使用しないでください!
同じような症状でも病気の原因はすべて違うことがあるので、勝手に判断せず必ず受診をして、その都度処方された薬を使用しましょう。
Q:塗薬は赤ちゃんが舐めても大丈夫なの?
A:薄く塗った薬はごくわずか。心配はいらないでしょう。
薄く塗った薬を舐めた場合、体に入る成分はごくわずかですので、おそらく心配はいらないですが、目にはいった場合は炎症を起こすことがあるので注意しましょう。
Q:赤ちゃんに虫よけ薬を使用してもいいの?
A:優しい成分のものなら使用しても大丈夫です。
赤ちゃん用のやさしい成分入りの物なら、虫よけ薬を使用しても大丈夫ですが、大人用は刺激が強いので使用はやめた方がいいです。 ただし、基本、虫がいるような野外は避けた方が無難です。
Q:発疹が他の部位にもできたら、同じ薬を使っていいの?
A:同じ病気や症状でも、部位によって処方される薬が違うことがあるので、医師に相談してみましょう!
医師に相談が必要です。また同じ症状に見えても、違う病気の可能性があるので、医師に相談してください。
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