「ワンオペ育児」っていったい何?つらいママの実態とワンオペ育児の解消法とは?

「ワンオペ育児」っていったい何?つらいママの実態とワンオペ育児の解消法とは?

SNSなどを中心に最近よく耳にするようになった「ワンオペ育児」という言葉。いったいワンオペ育児とはどのようなものなのでしょうか。パパが仕事で大変なのはわかっていてもママにだって限界がある、そんなつらい状況を解消するにはどうしたら良いのか、その背景に迫ってみました。

 

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ワンオペ育児って何?

最近SNS界隈でよく耳にするようになった「ワンオペ育児」ってどんなものか知っていますか? そもそも「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」のことを指します。飲食店などで店舗を一人で回している過重労働が問題になったことも記憶に新しいのではないでしょうか。そこから派生した言葉がこの「ワンオペ育児」です。 パートナーの単身赴任、病気、やむを得ない事情などで基本的に1人で育児を行っていることで、特に単身赴任の家庭はここ10年でほぼ倍増しているという調査結果もある事から、日本ではワンオペ育児も増加傾向にあるようです。 朝から晩まで休む暇が無いのは、ママなら専業でも兼業でも同じ。家事や育児、場合によっては仕事までも1人で行う辛さがこの「ワンオペ育児」という言葉の中には隠れているのです。

専業主婦、共働き、それぞれに存在するワンオペ育児の辛さとは

一言で「ワンオペ育児」と言っても、それぞれの家庭環境によってその辛さは様々です。 イクメンと呼ばれる子育てに主体的に関わる男性が増えてきたとはいえ、実態としてはママのワンオペ率がまだまだ高いというのも実情です。 保育園や幼稚園の送迎、買い物、洗濯、食事作り、食器洗い、お風呂、寝かしつけ…実際に行う作業は同じでも、専業主婦と共働きでは抱える辛さもそれぞれのようです。

1.共働きのワーママは心も体も追い詰められがち

ママもパパと同じように仕事をしている家庭では、ワンオペ育児への不満が出ることが多いようです。 まずは仕事や家事と並行して育児を1人でしなくてはならないという環境が肉体的に大変だということが理由として挙げられます。常に時間との戦いになってしまうので、どうしても精神的な余裕も無くなってしまいがちです。 そして特にフルタイムの共働き家庭の場合は、同家事や育児を分担するかという点が重要になってきます。 実際のところ、ママに家事や育児の負担がかかってしまうことが多く、夫婦間での不公平感が不満につながってしまうのです。

2.専業主婦は孤独感と罪悪感がワンオペを常態化させてしまう

夫婦のどちらかが働きに出て残りの一方が家事や育児を行う専業主婦(夫)は、そもそものあり方がワンオペ育児のようですが、今と昔の人とのつながりの違いが育児の負担を大きくしています。 拡大家族の多かった昔なら、家族や親せき、場合によっては近所の人の協力を得て育児ができていました。しかし、核家族化が進んでいる現代では、子育て中は孤独に陥りやすい環境になってしまっているのです。 特に地元から離れて結婚・育児をしている場合、働きに出ていないと社会とのつながりも薄れてしまうので、その中で1人で子育てをするのは精神的なきつさを感じてしまうことも多いようです。 「育児は母親がするもの」という昔からの価値観から、専業主婦はだれかに頼る事に罪悪感を覚えてしまうことも多いんだとか。
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「イクメン」がワンオペを生むことも?

イクメンブームの後押しで、子育てに積極的に関わろうとする男性は着実に増加しています。 そんな中でどうして「ワンオペ育児」に陥りやすい状況が生まれているのでしょうか?それは、パパとママの間での家事や育児に対する見方の違いにあります。 男性が常態的にできる家事として最も多く挙げられるのは「料理」だそう。他にも重い荷物を運んだり、DIYをしたりなどと、やはり力仕事には自信を持っている人が多いようです。 しかし、ママ側から見た場合これらの力仕事は頻度が少ないので、毎日助かる家事ではないことがほとんどなのです。また、料理をしても洗い物はせずママの仕事になってしまう、おむつ替えをしてもおむつを捨ててくれない、などちょっとしたママの手間を残すことが家事負担の考え方のズレになり、結果喧嘩になってしまうことも…。 良かれと思ってやってくれたことがイライラの原因にならないよう、しっかりと話し合って分担することで、ワンオペ化を防いでいきたいですね。

ワンオペ育児を解消するには?

ワンオペ育児でママがつぶれてしまわないためには、どう対策を取ったら良いでしょうか? まず、共働きなどの場合は外部に助けを求めることを悪だとしない考え方が大切です。家事代行やベビーシッターを頼むなど、お金をかけることをもったいないと思わずに、仕事と家事や育児でつぶれてしまわない程度のバランスを取れるような生活を整えましょう。 専業主婦などで「夫が居るのにワンオペ育児」だと感じている家庭の場合は、気持ちの負担を減らすことが第一です。 ママが食事の準備をしている間、パパは子どものおむつを替えたりお風呂掃除をするなど、お互いに一緒に家事や育児に関わる時間を持つと、実質ワンオペ育児になってしまっているイライラは解消されるのではないでしょうか。 また、ママからパパに「これをやってもらえると助かる」という家事をきちんと伝えることも大切です。パパは家事をしているつもりでも、ママにとっては中途半端でイライラ…というズレも解消できて一石二鳥ですよ。 ワンオペ育児に苦しんでいるママがストレスをため込まず、自分を追い込まない工夫をすることこそが、ワンオペ育児解消のコツと言えるでしょう。

「育児は楽しい!」と思える環境づくりを

育児は全てが計画的にできるものではありません。もちろん、長時間労働が必要で子育てになかなか参加できないパパがたくさん居るのも事実です。 そんな中で、理想と現実のギャップを埋めて子育てをするためには、パパとママがお互い主体的に動ける環境づくりが大切です。 そして何よりもパパとママがお互い感謝の気持ちを忘れないこと。孤独に感じても、決して1人じゃありません。お互いを認めて大変さを共感することで、育児の辛さもいつか楽しいと思えるようになりますよ。
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