みなさんはどんな環境で育児をしていますか?自分の親や親戚、または旦那さんの親または兄弟、親戚や祖父母など、近くに住んでいますか?転勤族の場合は地方で子育てをすることが多く、近くに身内がいないこともしばしば。夫婦とはいえ共働き、殆ど一人育児。疲労などでイライラしてしまうことも。うまく両立するにはどうしたらいいのか経験談を交えてご紹介します。
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ワンオペ育児とは?
ワンオペとはワン・オペレーションの略でコンビニエンス・ストアやレストランなどの人手不足から1人勤務をさせ作業をすべて1人で行うという専門用語です。 これを一人で育児をするお母さんに例えて、「ワンオペ育児」と呼ばれています。 夫婦共働きでも仕事から帰ってきて子供の面倒をお母さん一人で見ることや、仕事をしていなくても旦那さんは育児をせずお母さんに任せっきりというのもワンオペ育児に該当するのです。
人手が不足する時間帯(特に深夜)を中心に、外食チェーン店などで従業員を1人しか置かず、全ての労働をこなす行為をさす。このワンオペが世間で注目されたのは、ゼンショーホールディングスの牛丼専門チェーン店「すき家」の事例である。
現在問題になっているムーニーのCM
ムーニーから、はじめて子育てするママヘ贈る歌。 「moms don’t cry」(song by 植村花菜)
この女性が出産した病室には夫らしき男性の姿が一瞬映り込んでいる。しかし、その後、家事・育児のシーンでこの動画に男性の影が登場するのはわずか一回だけ。 しかも、何らかの不調があったのか、夜、赤ちゃんを抱えてタクシーに乗り込む女性を、隣の席で不安そうに見ているという役柄だ。 動画が結末を迎えても、女性は夫などの家族や家事・育児サービスの助けなどを利用することなく、「気の持ちよう」でこの辛い状況を乗り越えようとしている。そして駄目押しのように「その時間がいつか宝物になる」というメッセージも女性に投げかけられる。 病児保育などを手がけるNPO法人フローレンス代表の駒崎さんは「ワンオペ育児賛美にしか見えない」として、批判の声をあげている。
↓問題提起にはとてもいいCMだったと思う。私自身、このムーニーのように夫不在だったから、何故自分は男に産まれなかったのか?と悔しく思ったことはある。しかしそんな気持ちを抱くだけでも自分を責めることになる「母性」という言葉には、得体の知れない圧力を感じたものだ。
— サチエ (@bettybeat) May 12, 2017
ムーニーのCM見てわたしはこわいとしか思わなかった。旦那か両親か友達か、誰でもいいからいつか彼女を助けてくれる人が現れると思ったのに最後まで出てこず「いつかこの時間が宝物になる」とか出てきて宝物になるまで1人で頑張るのか、、って気持ちになった。
— スモモ (@cosumomo31) May 12, 2017
今更だけどムーニーのCM、これは辛いわ。必死で一人で育児して、仕事してないと社会のゴミっていわれて、家で楽してる、いつもかわいい我が子と一緒にいられて幸せだろうって言われて、子供が熱だしたら、「風邪を引かせた」って言われて、だーれにも誉められない。色々思い出しちゃったじゃないか。
— suga365 (@narc_yann) May 12, 2017
ムーニーのCM、実際子育ての現状ってあんなもんだと思う 最後を美談っぽくどんなにつらくてもお母さんなんだから赤ちゃんの笑顔で乗り越えられる、頑張ろうって締め括られるのもある意味リアル そこが炎上してるんだろうけど、そこから知ってもらえて周りの意識が変わったりすればいいと思う
— 千晶 (@chiaaaki_sp) May 12, 2017
ワンオペ育児の体験談
実際に筆者も、北海道で暮らしていて主人の両親は車で3時間のところ、筆者は母子家庭で母や姉は飛行機と電車で4時間くらいのところに住んでいます。娘が生まれてから大変だけど1歳になるまでの1年間は、上記の動画内容そのままでした。 可愛いけれども、なんで泣いているのかわからなかったり、ストレスから寝付くことができず、やっと眠れそうと思えば、子供の泣き声が聞こえてくる。動画にも全く同じ内容がありましたよね。 お父さんが映っていたのはほんの少し。現実でもお父さんは仕事をして、疲れて帰ってくる。帰ってきてまで子供の世話をしたくないというのが本音ではないでしょうか。私たちの言っていることが、まだ理解できないうちは、うるさい生き物という感じでしょうか。 筆者の主人はよく泣き声がうるさくて眠れないから黙らせて!など言っていました。「俺はお金を稼いでいる、あんたは家でだらけてる」と言われた時には、どうしてわかってくれないのだろうと呆れかえりました。 実際にお母さんがこうやって育児するのが当たり前というようなCMを流してしまうと、世の中のお父さんは当たり前と思てしまいます。筆者もこのCMには反対です。
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仕事と育児の両立、子供とうまく向き合うには?
仕事をする前は、住んでいるところが北海道と言うこともあり、12月から5月までは冬。雪も普通にふるため外に出ることもできず、殆ど家の中で過ごし家の中の限られた空間で育児をしていました。 そのせいか、こどもは退屈から泣き出したり騒いだり、そんな事が私にとってはイライラで育児ストレスが簡単に溜まってしまう環境でした。 いざ仕事を始めてみると、今度は仕事に疲れてしまって子供とちゃんと向き合うことができないのではないかと不安もありました。仕事を始めた最初の方は朝から昼過ぎまで働き、天気がいいのに外に出さず部屋でゴロゴロ。 そのせいか気分転換にならず仕事で疲れているのに育児をしなければならない苦痛から騒ぐ子供に「うるさい」とやつあたりしてしまうことも。 このままではいけないと思い、仕事から帰ってきたら、まず何をするかルールを決めました。きっちり決めてしまうと途中で嫌になったり続かなくなってしまうので、やんわりでいいのです。
1.帰ってきたら手を洗ってハグをする
お母さんが仕事から帰ってきたら、手を洗い他のことは後回し! 最初に留守番をしていた子供を抱きしめる。筆者の場合、子供は待機児童なので主人が仕事に行く前に見ててもらっています。娘の年齢は1歳5ヶ月です。
2.帰ってきたらそのまま外のお散歩に出かける
ハグが終わったら子供を着替えさせてお外のお散歩! 一応、大きなリュックに抱っこひもを忍ばせて、のどが渇いたときようにストローマグに麦茶を入れて、おむつセットを持ってお散歩スタート!目的があると長く散歩できるので、郵便局に行く、コンビニに行くなど予定を決めておきましょう。 1時間ほどゆっくり歩かせると眠くなってくるので、持ってきた抱っこひもに入れて寝かせてもいいと思います。
3.家に帰ったら手を洗い全力で子供を笑わす
お散歩から帰ったらお昼寝をする子供もいますが、そのまま起きている子もいます。そのようなときは全力でかまって笑わすと、その後も機嫌がよく一人で遊んでくれたりします。
4.ご飯とお風呂はちゃんとして入眠儀式をする
ごはんはしっかり量を食べさせて、おふろでもしっかり遊ばせます。おふろから出ると、また遊びたがるので少し遊んで、絵本を読んであげます。歯磨きをし部屋を少し暗くすることですぐに寝てくれるようになりますよ。
お母さんにも効果的
一見、とても疲れそうに見えますが、確かに疲れます。でもそのおかげでお母さんも早く眠ることができます。熟睡することで次の日には目覚めがスッキリすることもあるので、イライラして八つ当たりをして眠れないよりは、一緒に遊んで疲れて眠った方がいいということですよ♪ 育児は本当に大変なことばかりです。筆者の体験談が少しでも皆様のお役に立てると幸いです。