2022年の厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」によると、更年期の症状がみられても、「特に何もしていない」と答えた方が、40代以降で約4割を占めています。
しかし、いずれ過ぎ去る更年期とはいえ、何も対策しなければ、長期に渡って心身の不調に悩まされてしまいます。
そこで今回は、更年期に役立つ、心や体に優しい自然由来のアイテムをご紹介します。
気分のリフレッシュになるものを厳選しましたので、まだ更年期とは無縁の方もぜひ参考にしてくださいね。
更年期には自律神経の乱れが起こる
閉経の前後5年間、すなわち10年間を更年期といいます。
更年期に入ると卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの「エストロゲン」が急激に減少することにより、ホルモンバランスの乱れが生じます。
脳の視床下部から伝令が出ても、卵巣から「エストロゲン」が分泌されないため、やがて自律神経が影響を受け、様々な症状が出てきます。
■更年期の症状例
- ホットフラッシュ（ほてりなど）
- 気分の落ち込み・不安感
- イライラ
- 寝つきの悪さ
これらは一例であり、症状や発症する期間にはもちろん個人差があります。
上述の厚労省の意識調査には、世代別の更年期に関するデータがたっぷり入っていますので、関心がある方はお読みください。
女性だけでなく男性のデータもあって、興味深いですよ。
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更年期におすすめ！自然由来のアイテム
ここからは、更年期の症状を緩和するハーブ、アロマ精油、フラワーエッセンスを中心にご紹介していきます。
中にはPMS（月経前症候群）などにも役立つものもありますよ。
おすすめハーブ
この動画は、更年期以外にも効果のあるハーブを紹介した、おすすめの1本！
中で紹介しているチェストベリーはチェストツリーとも呼ばれています。
PMSにも良いと言われ、筆者もよく飲んでいました。
この他、レッドクローバー、レディースマントル、ローズなどが、更年期の憂うつな症状を和らげるハーブです。
更年期は異なる症状が重なることもあるため、色々なハーブをブレンドしたものを利用すると便利です。
おすすめアロマ精油
Twitterやブログで、更年期対策のアロマ活用レシピが色々アップされています。
筆者も参考にさせて頂いており、香りが持つ作用を改めて実感しています！
更年期に対応しているアロマ精油はハーブ同様、症状別に分けると様々な種類があります。
中でもクラリセージ、ゼラニウムの精油がホットフラッシュ、イライラ、気分の落ち込みや寝つきの悪さなど、更年期の様々な症状改善が期待できます。
ラベンダー精油は更年期のイライラや頭痛がある時におすすめ。
【参考サイト】３つの精油で、更年期を元気に過ごす～朝昼夜のアロマレシピ12｜アロマセラピールーム林泉
おすすめフラワーエッセンス
フラワーエッセンスも自然のエネルギーを使ったアイテムです。
飲用タイプに抵抗があるようなら、アロマの香りもプラスされた、スプレータイプもあります。
■ブッシュフラワーエッセンス ウーマン(女性らしさ)
女性らしさをサポートするエッセンス。
月経や更年期から来るアンバランス、気分のムラ、鬱っぽい状態、または自分の肉体を好きになれない人に。
女性性のバランスが取れ、穏やかになって安定し、変化に対応できるようになります。
■カジュ(豊沃) アラレタマレインフォレストエッセンス
男女とも更年期において創造力に働きかけ、停滞期を変容させ、再生させる手助けとなります。
そして幸福をもたらすものへ導かれるようになります。
妊娠したいときのサポートにもおすすめです。
■クールフラッシュスプレー スターエッセンス
更年期を楽しくシンプルに優雅になるよう力を与えてくれます。
代謝と体温のバランスを促進させ、お肌に活性化をもたらします。
安眠も促してくれます。
まとめ
子供が成長し、やっと自分のための時間を楽しめる時期がやって来ると同時に、更年期の症状が現れ始めます。
どうせなら不快な症状を緩和して、穏やかに過ごしたいものです。
ご紹介した自然療法は体にも優しく、安全な方法ですが、もし症状が改善しない場合は医療機関の受診をおすすめします。
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