子供の咳、少しでも楽にしてあげたい!症状を緩和するためのホームケアとは?

少しでも楽にしてあげたい子供の咳に!症状を緩和するためのホームケア

冬になり、子供の風邪が心配な時期になってきました。

咳が出るタイプの風邪をひくと、就寝後も咳で目が覚めて眠れなくなってしまいます。

睡眠を取れないと体力が回復しない上、看病をするママ・パパも大変。

少しでもお子さんの咳症状が軽くなるよう、簡単にできるホームケアをご紹介します。

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咳症状は昼間のうちに受診

咳症状は昼間のうちに受診

「あれ、咳が出てるな」と感じたら、早めに病院へ行ききましょう。

なぜなら、咳は夜ひどくなるからです。

夜は副交感神経が優位になって、気管支が狭くなります。

また、空気が冷たくなることでも咳が出やすくなります。

時間帯としては、眠る前から就寝中にかけてが要注意。

3歳くらいまでは、咳が悪化すると呼吸困難を引き起こす可能性もありますので、出来る限り日中に受診してください。

 

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子供の咳のホームケア

子供の咳のホームケア

就寝後に咳が出てしまうと眠りを妨げられ、なかなか体力を回復することができません。

受診の上、安静にしている時は、お子さんが少しでも眠りにつけるように、次のようなホームケアを試してみてください。

加湿

部屋を乾燥させないように加湿しましょう。

部屋を加湿すると上気道の乾燥を防ぎ、呼吸を楽にする効果があります。

加湿器がない場合でも、このような方法で加湿することができます。

  • 風呂に湯を張ってドアを開け放す
  • 室内に洗濯物を干す
  • カーテンに霧吹きで水を吹く

上体を起こす・横向きに寝かせる

完全に横になるのではなく、上半身を高くして横向きになると咳が出にくくなります。

頭から背中にかけた部分に布団やクッションを敷き、上半身が高くなるようにしてあげましょう。

それでも激しい咳が止まらなくなったら、一度座らせます。

もしくは、ママ・パパが抱っこして背中や胸をさすってあげましょう。

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水分を取らせる

咳が激しく出て起きてしまった場合は、一度座らせ水分を取らせましょう

喉を潤して咳を緩和します。

お子さんに咳症状が見られる時は、就寝前に枕元に飲み物を用意しておいてください。

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鼻水を吸い取る

鼻水を吸い取ってあげることも、咳の緩和にもつながります。

上を向いて眠っていると、鼻水が喉に落ちてきて咳を起してしまいます。

咳がひどくなって目が覚めてしまったタイミングで、水分をとり、鼻をかむか吸い取ってあげましょう。

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気を付けて!子供の咳・鼻水にこれはNG

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子供に風邪症状が見られる時に注意したいことを、2つご紹介します。

市販薬

市販の風邪薬や咳止めはオススメしません。

世界的に「6歳未満の小児に市販の風邪薬は使用しないのが望ましい」というのが、基本の考え方となっています。

医師が処方した薬とは違って、市販薬にはその時の子供の症状に合った成分だけが入っているわけではありません。

そのため、治癒までの期間短縮や症状回復にあまり効果がなく、副作用の可能性も高くなります。

小さなお子さんほど市販薬は避け、病院を受診して、その子の症状に合った薬を処方してもらいましょう。

過度な鼻水の吸引

鼻水の吸引は大切ですが、吸引しすぎも却って症状を悪化させることが。

実は鼻水は、鼻への刺激によっても分泌されます。

つまり、過剰な吸引が刺激となって、逆に鼻水が出てしまうのです。

吸引はお子さんが咳や鼻水で起きてしまったタイミングなどに絞り、鼻が鳴っていて苦しそうに思えても、眠れている場合はそっとしておきましょう。

参考:「MSDマニュアル家庭版」「あいち診療会グループ

まとめ

日中はそれほどひどくなくても、夜になると悪化してしまう咳。

小さなお子さんは呼吸困難になってしまうこともあるので、早めに受診しましょう。

その上で、出来る限り睡眠をとれるよう、ご家庭でもケアをしてみてください。

お子さんの風邪が早く良くなりますように。

ママ・パパも体調を崩さないよう、休める時にしっかり休んでくださいね。

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