育児に欠かせない絵本の読み聞かせ。
子供が楽しむのは勿論見ていて楽しいのですが、正直「ちょっとめんどくさい…」なんて思ったことはありませんか？
どうせ読み聞かせるなら、読んでいる方も一緒に「楽しい」と思えれば一石二鳥！
そこでこの記事では、3人の育児に日々奮闘中の筆者が、子供たちの心を鷲づかみにしつつ自分も面白く感じた絵本を3冊、ご紹介します。
これから子供に読み聞かせようかな？と思っているお父さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
江戸の妖怪一座
出典：Amazon
- 作・絵：青山邦彦
- 出版：フレーベル館
この本はとにかく、絵が尋常でなくうまい！
作家の青山邦彦さんは元々建築設計事務所に勤めており、縦横無尽に描かれる建物が特に素晴らしいんです。
子供向けの絵本とは思えないほど緻密に、大胆なパースで描かれた江戸の街並み。
そしてそこでは、大小さまざまな妖怪がひしめいています。
例えば、鳥山明さんや大友克洋さんの一枚絵にワクワクしたお父さんも多いのではないでしょうか。
そんなお父さんなら、絶対に楽しめる絵本です。
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ももたろう (笑本おかしばなし)
出典：Amazon
- 作：ガタロー☆マン
- 出版：誠文堂新光社
ご存じ、漫☆画太郎先生がガタロー☆マンという名前で描く絵本シリーズ。
「ももたろう」「おおきなかぶ～」「てぶ～くろ」の3冊が出ています。
私はこのシリーズの大ファンで3作とももっていますが、どれも抱腹絶倒。
多少お下品ではありますがマイルドに仕上がっており、子供に読むのに問題はありません。
むしろ子供と大人で一緒にテンポよく読める工夫が凝らされており、とても楽しいです。
我が家では子供たちもすっかり大ファン。
1歳の娘も自分で絵本を取り出して、何度も読み返すほどの中毒性です。
ガタロー☆マンならではの名作の解釈、まずは1作目からじっくりお楽しみください。
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とうふこぞう
出典：Amazon
- 作：京極夏彦
- 絵：石黒亜矢子
- 出版：岩崎書店
有名な妖怪「豆腐小僧」を、京極夏彦と石黒亜矢子のタッグで絵本化。
京極夏彦さんはご存じの方も多いと思いますが、石黒亜矢子さんはホラー漫画家伊藤潤二さんの奥さんです。
何がいいってとにかく絵がいい！
可愛すぎず、かといって怖すぎず、独特の絵柄は大人も子供も癖になります。
そしてとうふこぞうがとにかくかわいい。
男の子に「こわくない！」と顔をむぎゅむぎゅされるところなんて、ちょっとたまりません。
我が家では、とうふこぞうに顔が似ている次男に同じことをやって遊んでいます。
次男もノリノリで、「ぼくは豆腐小僧だからね」なんて言っています。
古今東西・老若男女ともファンの多い妖怪。
独特の絵柄とキャラクター、ストーリーをお子さんと一緒にお楽しみください！
まとめ
以上、「お父さんが読んでも楽しい絵本」を3冊ご紹介しました。
読み聞かせで、子供も大人も楽しめたら一石二鳥ですよね。
ぜひご参考いただき、素敵な絵本ライフをお楽しみください。
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