近年何かしらのアレルギーを持っている人が増えています。また、くしゃみ多発、目のかゆみがたまらなくて「私もしかしてアレルギーかしら？」とアレルギー予備軍の人も多いかと思います。とにかく原因を究明することが最善策！どんどん症状が悪化する前に、一度検査をしてみるのも一つの手なんじゃないかと思います。
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増え続けているアレルギー疾患
アレルギーと聞いて、一番初めに思い浮かぶのは「花粉症」でしょうか？ マスクや花粉対策メガネで覆ったとしても、鼻水ずるずる、目は痒くて痒くてたまらない、という何ともつらい症状が出ますね。 ただ近年では、「食物アレルギー」がある”お子さん”が増え続けているようです。平成16年に小・中学生を対象とした食物アレルギーの調査では、2.6％のお子さんが何かしらの食物アレルギーを持っているという調査結果だったのに対し、平成25年では4.5％という倍近い結果が出ています。 そして1歳未満では、約10%もの乳幼児が何かしらの食物アレルギーがあるんだそうです。 給食を食べられなとすると、学校や幼稚園・保育園の対応も大変ですし、ご家庭でも食べられる物の選択肢が狭くなりますね。これは本当に大変なことです。
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以下の項目をチェックしてみてください。 □毎年同じ時期になると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳が出る □家族にアレルギー持ちの人がいる □特定の食べ物を摂取した後に、かゆみや腹痛が起きる □肌が乾燥しやすかったり、湿疹ができやすい □咳が2ヶ月以上続くことがある □特定の植物（花・草・木）の近くに寄った後、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳が出る □室内の掃除や衣替えをしていると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳が出る □犬や猫と同じ空間にいたり、触ると、その後くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳が出る 上記の項目に一つでも該当すると、それはもしかして何らかのアレルギーかもしれません。詳しい検査をしてみるのも手です。
代表的な「血液検査」
さて、自分にはどのようなアレルギーがあるのか？詳しく調べたい方へ 代表的なものとして「血液検査」があります。これは血液中の”IgE”というタンパク質の量を調べることで、アレルギー反応があるかどうか？反応の度合いはどれほどか？がわかるというものです。 IgEとは血液中にある抗体の一種で、身体の中に異物が侵入してきたときに、それと戦うために働くものです。このIgEが血液中に多すぎると、異物が身体の中に侵入してきたときに、必要以上に攻撃してしまうため、アレルギー症状が出てくるという訳です。 血液検査によって、例えばスギ花粉に対するIgEの値が高い場合には、スギ花粉アレルギーと診断されるのです。
検査方法
普通の血液検査と同様で腕から採血します。注射器1本（約5ml）です。
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検査費用
気になる費用ですが、検査項目の数や医療機関によっても多少相違がありますが、保険適用で大体5,000円ほどのところが多いようです。
子供でも検査を受けられる？
お子さんも受けることができます。 生後6ヶ月を過ぎる頃から、と言われていますが、もしお子さんに検査を受けさせたい場合は、まずはかかりつけの小児科のお医者さんに相談することをお勧めします。
代表的な検査項目
血液検査で調べられるのが、以下にあげる39項目が代表的な検査項目です。 その他も希望を申し出ると追加で調べてくれます。 《室内塵》ヤケヒョウダニ、ハウスダスト 《動物》ネコ、イヌ 《昆虫》ガ、ゴキブリ 《樹木》スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ 《草木類》カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ 《空中真菌》アルテルナリア（ススカビ）、アスペルギルス（コウジカビ） 《真菌その他》カンジタ、マラセチア、ラテックス 《たまご》ランパク、オボムコイド 《牛乳》ミルク 《小麦》小麦 《豆・穀・種実類》ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米 《甲殻類》エビ、カニ 《果物》キウイ、りんご、バナナ 《魚・肉類》マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉
花粉カレンダー（関東エリア）
via www.ssp.co.jp
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季節を問わず、いつまでも花粉が飛散し、花粉の種類も量も圧倒的に多いのが関東。 春先にピークがくるスギやヒノキだけではなく、秋のブタクサの時期も長いのです。症状を軽くするためにも、しっかり対策を。
自宅でセルフチェックができるキット
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当検査分析は日本国内の医療機関で広く採用されている高精度の信頼された同じ分析方法で実施されます。
※価格・在庫は2017年10月13日現在の情報です。
思っていたよりも簡単で、結果も早くてよかったです。花粉とかはあるのがわかっていたのですが、食物アレルギーが心配でした。なくてホッとしました。
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自宅で簡単にアレルギー反応があるか確認したくて購入しました。検査は、指先から血液をとり、佐川急便に集荷依頼し、クール冷蔵便で返送する流れです。 検査結果は、思ったより早く到着しました。自分は郵送での結果入手方法だったのと、関東の検査場から遠方だったこともあり返送から５日後に届きました。近場の方や、インターネットでの結果入手の場合はもっと早く確認できると思います。 あと、結果は陽性（＋）か陰性（－）で基準値より上か下か測定するのみで、反応する強度まではわからないみたいです。でもアレルギー反応があるかがわかり、参考になりました。 ただ、血液を採取後に分離させるためミニ遠心分離機（セパロン）が必要だということを知らなかったため、遠心機を追加で買う事になりました。
他に「イヌ・ネコ皮屑+ハウスダスト」、「スギ・ヒノキ・ブタクサ」の検査キットも販売されています。
近年アレルギー患者数が増えています。 その中でも子供のアレルギー発症率が高く、また発症も低年齢化しているとこのこと。お店の試食コーナーでも「●●が入っています。アレルギーの方はご注意ください」などと注意喚起の紙が張り出されていることも珍しくありません。 自分自身だったら自覚症状を、お子さんだったら注意深く様子を観察し、早めの受診をした方が良いと思います。そして是非お医者さんに相談してみてください。 ひどい症状になる前に早期発見し、原因を突き止めて、アレルギー症状を緩和していきたいものです。
