9歳の壁と言われる時期になると、ちょっと大人びて成長したように感じたり、一方で不思議な悩みを抱えていたり。子どもが悩んでいるときは批判しないのが大切。本人が気付きにくい所を親がサポートしてあげると大助かりです。成長を促すためにどのような点に気をつけたらよいのか、まとめてみました。
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9歳の壁とは
小学3~4年生になると『壁』と表現される時期に差しかかります。 抽象的な学習内容が増えてきて学校の学習内容が分かりにくくなってきます。子どもの成長には個人差がありますので、つまずいてしまう子どももいます。 そして、抽象的思考が育って自分を客観視する力がつくことで、自分と周囲を客観的に見比べて、人を批判できるようになったり劣等感をもったりするようにもなります。 ちょうど学習も難しくなる時期のため、「自分はダメ」など自信を失いやすくなることもあるようです。
脳の発達の切り替え時期
人間関係にも変化が出てきます。それまでは家が近いからという理由だけで仲良くしていた人間関係から、コミュニケーション能力が高まり、友人を選んで活動するようになったり。 『壁』ともいわれますが、脳の発達の切り替え時期でもあるわけですね。 子どもが悩んでいるときは批判しないのが大切。本人が気付きにくい所を親がサポートしてあげることでお子さんの支えになってあげましょう。
自信が持てる部分
脳の成長を見守りたいものですが、のサポートが必要になる場合もあります。 学習面の場合は、どのポイントでつまずいているのかを見つけ出してあげたり、本人が出来る事柄を言葉にして表現してあげたりして、長所や自信を自覚できるようにしてあげてください。 暗記すれば点数を取れることに力を入れると苦手分野とのバランスが取れてきます。地図を覚えたり、先に6年生までの漢字を覚えてしまう事もできます。漢字検定を受けて自信を持つこともできます。
安心感が大切
いつでも、家庭は安心基地です。人間関係で悩んでいる場合は、自然に本人から、話が出てくるようにしてあげることが大切です。 話しやすいのは、歩いている時、車の中にいる時。小さい頃なら、寝んねの時間も話をしやすい場でしたね。大きくなってきたら家族でゲームをしてともかく楽しい、という時間を作ってあげることで心のリフレッシュにつながります。 いつも家族がついてくれている、相談できる、という安心感が大切です。